クライアント名
広尾学園小石川中学校・高等学校
エリア
東京都文京区
導入時期
2025年4月
導入内容
ライブラリー導入(約1,650冊)
導入場所
校舎内 各所(B1F〜3F)

Ⅰ. 先方のご要望

校舎の増築工事にあわせて図書館をリニューアルし、校内のあらゆる場所に本棚を設置することで、学校全体を“本に囲まれた空間”にしたいとのご要望をいただきました。

Ⅱ. 解決方法と結果

既存の図書室「ARC Room」に並ぶ新たな図書空間として、校舎各所にライブラリーを設置しました。
B1Fと2Fには“知のとびら”として、多様な視点と発想を育む5つのジャンルを、3Fには“みんなのギモン”として、生徒が自ら問いを持ち、考えるヒントとなる4つのジャンルを展開しています。生徒一人ひとりが本と自由に出会える空間を通じて、知的好奇心を刺激し、自ら学ぶ力を育むことを目指しました。

Ⅲ. ご担当者様の声

本校ではICT教育を積極的に推進し、生徒一人ひとりにMacBookを配付して、日常的に活用した学びを実践しています。
しかし、デジタルが当たり前となった今だからこそ、あらためて「本」とじっくり向き合う時間の価値に目を向けました。
スピーディーに情報を得られるデジタルに対し、「本」は深く考え、自分のペースで思考を巡らせる力を育ててくれます。
そうした“本の力”を大切にしたいという想いから、学校全体を「本に囲まれた森=BOOK FOREST」と見立てた新しい図書館のかたちを構想しました。本に囲まれた空間の中で、学びを深め、未来を創造していく場となることを目指しています。