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2016年度(第69期)決算概況

連結経営成績

雑誌の売上減少と販売費の高騰により減収減益の決算

○日販グループ(連結子会社数:30社)の2016年度決算(4-3月期)の連結売上高は6,244億円で、前年に対し2.4%減、154億円の減収となりました。

○書籍と開発品の売上高は堅調でしたが、雑誌・コミックスは店頭販売の不振が続き、大幅減収となりました。

○原価率は、利益率の高い商材の取り扱い拡大で改善しました。一方販売費は、輸配送効率の悪化や下請費の高騰などで増加し、利益構造の悪化を招きました。グループ全体で固定費を圧縮し、利益回復に努めましたが、営業利益は22億円、5.2億円の減益となり、経常利益は24億円、8.8億円の減益となりました。

○日販単体では営業増益でしたが、子会社の利益が積みあがらず、連結ベースでは営業減益に転じました。グループ書店の不採算店舗や3月31日で事業終了した㈱日販図書館サービス、業務移管により減収となった㈱OKCなどが利益を押し下げました。

○特別利益に固定資産売却益等15億円を計上し、特別損失には減損損失等18億円を計上しました。法人税等を加減した親会社株主に帰属する当期純利益は4.1億円、4.4億円の減益となりました。

詳細は以下PDFよりご確認ください。

2016年度(第69期)決算報告資料

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