2017年 上半期ベストセラーを発表総合第1位は佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』
○2017年上半期ベストセラーの上位3冊は、93歳になる佐藤愛子氏の痛快エッセイ『九十歳。何がめでたい』、村上春樹氏の4年ぶりの長編小説『騎士団長殺し』、「第156回 直木賞」と「2017年本屋大賞」をダブル受賞した恩田陸氏の青春小説『蜜蜂と遠雷』です。
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○総合第1位『九十歳。何がめでたい』は佐藤愛子氏がユーモアを交えながら、歯に衣着せぬ物言いで世の中をズバっと切った痛快な内容が話題になりました。主な購買層は50~70代の女性です。
○第2位『騎士団長殺し』は「第1部 顕(あらわ)れるイデア編」と「第2部 遷(うつ)ろうメタファー編」の2巻からなる、1,000ページを超える長編小説です。40~60代の男女を中心に読まれています。
○第3位『蜜蜂と遠雷』は1月の「第156回 直木賞」に続き、4月の「2017年本屋大賞」を受賞し、大きく売上を伸ばしました。購買層は40~70代の女性が中心でした。
○第7位『はじめての人のための3000円投資生活』はファイナンシャルプランナー・横山光昭氏による初心者向けの投資指南本です。40~60代の男女に読まれています。
○第8位『応仁の乱』は英雄不在でこれまで不人気だった戦乱を、歴史学者・呉座勇一氏が読み解き異例のヒットになりました。50~70代の男性を中心に読まれています。
■日販のベストセラー情報は、約3,000軒の書店様のPOS販売データを基に、全国の書店様での販売状況を総合的に勘案して作成しております。
■集計期間は2016年11月26日~2017年5月25日です。
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