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「日販実用書ブックフェスタ サミット2016」を開催

 日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、2月25~26日、「日販実用書ブックフェスタ サミット2016 」を山梨県笛吹市の石和温泉「華やぎの章 慶山」で開催し、書店、協賛出版社、日販関係者など、あわせて149名が参加した。

 会場内には、出版社ごとの展示スペースを設け、参加書店と協賛出版社とが十分にコミュニケーションをとりながら商談ができる展示商談会を、2日間にわたり開催した。また、各協賛出版社が勧める「イチオシの1冊」に対して、参加書店が最も売りたい本を投票して決める「第3回実用書ブックフェスタ大賞」を実施した。投票の結果、大賞に選ばれた下記の4銘柄については、参加書店において3月から拡販に取り組むこととした。

≪第3回実用書ブックフェスタ大賞≫ 受賞銘柄
〇『定番』(家の光協会)
〇『魔法のケーキ』(主婦と生活社)
〇『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)
〇『暦の手仕事』(日本文芸社)

 25日の展示商談会後に開催された懇親会では、参加書店を代表して高井 昌史 株式会社紀伊國屋書店代表取締役会長兼社長が挨拶に立った。高井会長は「今回のブックフェスタは、その前身であるオートマチックセールから数えて50回目にあたる。ここには長年招かれており、日販と実用書出版社の期待に応えなければいけないと常々思っている。いま、業界が厳しいなかでも、実用書出版社は比較的健闘している。これからは健闘ではなく、大健闘をするぐらい実用書を売っていきたい。日販と実用書出版社を応援することがお返しだと思うので、全国の優良書店の皆さん、一緒に拡販しましょう」と呼びかけ、「今日は大いに楽しみ、来年もこの会をもっと楽しみましょう」と挨拶を述べた。

 続いて、協賛出版社を代表して乾杯の挨拶に立った池田 豊 株式会社池田書店代表取締役社長は「今回はブックフェスタと呼び名が変ってから3回目となり、受発注方式の発注精度がかなり上がってきている。2年前に26社だった協賛社は29社となり、揃いの赤い法被姿にも慣れてきた。2日間の商談会で、書店様には是非、協賛出版社のブースを歩き回って商品情報とスタンプラリーのシールを集めて行っていただきたい」と述べて乾杯の音頭を取り、歓談に入った。

 懇親会の最後に挨拶に立った平林 彰 日販代表取締役社長は「ブックフェスタの参加書店様が協賛出版社の商品をきちんと売って下さっている証として、実用書ジャンルの売上前年比において、協賛出版社とそれ以外の社では約10ポイントの差がついている。そして、協賛社29社の約半数が前年を上回っているが、来年度はすべての協賛出版社で前年超えが出来るように、参加書店様にお願いしたい」と述べ、会を締めくくった。

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