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本と遊ぼうこどもワールド2016 優良児童図書展示会熊本会場開催

 日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、8月26日(金)から28日(日)まで、熊本県熊本市のファーストイベントハウス一番館にて「本と遊ぼうこどもワールド2016 優良児童図書展示会」を開催しました。熊本での開催は初めてのこととなります。

 今回は、4月に発生した熊本地震を受け「火の国熊本、こどもたちにもっと笑顔を!」をコンセプトにしました。会場には、熊本復興を応援する児童書作家のコメント入り直筆色紙41枚を展示するなど、本との出会いを通じて被災した子ども達に笑顔になってもらいたいと願いを込めました。
 商品展示では、年齢別ブックガイド「いくつのえほん」を始めとして、「2016年日本児童図書出版協会 各社おすすめの一冊」、「えほんぎふと」などのコーナーを設置しました。また、ザ・キャビンカンパニーのお二人によるワークショップ・読み聞かせ会、西平あかね先生による読み聞かせ会・サイン会を開催しました。イベント会場では、描いた絵が画面の中で動き出す「おえかきパラダイス」、お笑い芸人による「読み語り」などを実施し、親子で楽しんでいただきました。来場者数は3日間合計で3,046名となりました。

 26日のオープニングセレモニーは、熊本市内のマリア幼稚園の子ども達による合唱から始まりました。続いて、挨拶に立った吉川 英作 日販取締役副社長は、「熊本地震から4か月、心からお見舞いを申し上げます。まだまだ大勢の方々が不自由な生活をされていると伺っております。がんばろう熊本。初めて熊本に優良児童図書展示会がやってきた意義は大きいと思います。ぜひ皆さんで盛り上がってください」と述べました。
 続いて、協賛の日本児童図書出版協会を代表して挨拶に立った竹下 晴信 同会長は、「4月の大地震は甚大な被害をもたらしました。特に小さなお子様が心に負ってしまった傷を、本を読むことによって癒すことができるかもしれないと考えています」と述べました。
 続いて、熊本市長の代理で挨拶に立った島村 富子 こども未来部部長は、「熊本市としても被災した子ども達の心のケアをしなければならないなと考えています。今回、熊本市へ贈呈していただいた児童書は、親子のふれあいの時間を作るために活用したいと思います。お子様達がたくさんの本に出会えることを祈念しています」と述べました。
 続いて児童福祉施設への図書の贈呈の後、テープカットが行われ、開幕しました。

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 秘書室秘書グループ広報チーム 担当:小野、吉田
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