「文喫」があなたの街へ。本があることで生まれる風景をお届けする 文喫出張企画「文喫ハナレ」をスタート
日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)の子会社である株式会社ひらく(代表取締役:染谷 拓郎、以下:ひらく)は、東京六本木と福岡天神に店を構える本屋「文喫」の出張企画「文喫ハナレ」を2023年9月にスタートしました。
「文喫ハナレ」第1弾では、2023年9月1日(金)~10日(日)の期間中、静岡県駿東郡長泉町で開催した社会実験「駅前リビング」において企画・運営を担当しました。そしてこのたび、茨城県常総市が2023年10月1日(日)~11月26日(日)で実施する社会実験「Joso Collective」に参加しています。
日販とひらくは、「本と出会う本屋」として2018年12月に「文喫 六本木」を、2022年10月には福岡県の老舗百貨店・岩田屋本店に2店舗目となる「文喫 福岡天神」を開業し、これまで多くのお客様に愛されてきました。
人文科学、自然科学、デザイン・アートまで約3万冊の書籍を揃え、本の価値を広げる「体験型本屋」として「偶然の出会い、一目惚れの瞬間、深みにはまる本との関係」をご提供してきた文喫が、この度店舗を飛び出し、本があることで生まれる風景をお届けする「文喫ハナレ」として皆さまの街へお伺いします。
「文喫ハナレ」は、六本木・福岡天神の両店舗が提供する洗練された選書・良質な空間をベースに、各地域の特性や課題に合わせた場所をプロデュースする企画です。地域における取り組みに「本」を掛け合わせることで、人と地域を緩やかに繋ぎ、自然に賑わいを生む日常的な交流拠点へと導くことを志向しており、ひらくは「文喫ハナレ」をさまざまな地域に展開することを目指します。
■「文喫ハナレ」実施内容
世代を問わず、一人ひとりの個性や多様性を受け入れられるようにジャンルや行動を制限せず可変的な遊びやコンテンツを提供することで、本のある空間を起点に、居心地の良い空間を創造します。
空間演出:「本のある風景」を中心に街を彩る空間の演出
コミュニティデザイン:本を通して街の人々の緩やかなコミュニティを醸成
ワークショップ:アートや音楽など文化に触れる機会となるワークショップの企画・運営
遊びデザイン:絵本と遊びを融合させた、家庭ではできない遊びを提案
「文喫ハナレ」の第1弾は静岡県駿東郡長泉町にて実施し、続く第2弾として2023年10月1日(日)から11月26日(日)まで、茨城県常総市にて開催されている社会実験「Joso Collective」に参加しています。
それぞれの活動の詳細は以下の通りです。
■第1弾 静岡県駿東郡長泉町の社会実験「駅前リビング」
2023年9月1日(金)~10日(日)の期間、静岡県駿東郡長泉町下土狩駅周辺の整備事業に伴い、駅周辺のにぎわい創出を目的とする社会実験「駅前リビング」が実施されました。
「駅前リビング」は、持続可能で日常的なにぎわいの創出を目的とした社会実験として、静岡県東部を起点とするマチづくり会社、株式会社シード(代表取締役社長:西島 英弘)とともに、「みんなの居場所づくり」をテーマに、「本のある風景」を中心とした空間づくりや遊び・ワークショップなどの企画・運営を行いました。
街の中に巨大なテーブルとさまざまな椅子やカラフルな本棚、「文喫」のブックディレクターが食・芸術・社会など自然に手を取りたくなるような14のテーマを設定し、選書した本をご用意し、日常に現れた新しい居心地のいい空間をご提供しました。
今回の社会実験では、期間中、人流増加が934%となる約1,300人(推計)が来場しました。来場者アンケートでは、約7割の方が「自由に過ごせる」(誰もが思い思いの過ごし方ができることが好印象)と回答しました。
「長泉町のリビング」とも呼ぶことができる良質な空間を提供したことにより、「本」を中心としたコンテンツには、快適性・滞留性を高める効果があったことが伺える結果となりました。
社会実験の詳細はこちら:https://www.seedinc.co.jp/news/nagaizumi_hanare20231010/
■第2弾 茨城県常総市の社会実験「Joso Collective」
2023年10月1日(日)~11月26日(日)の期間、常総市の中心市街地である水海道駅周辺エリアの活性化を目的とした社会実験「Joso Collective」に「文喫ハナレ」が参加いたします。
「Joso Collective」は、茨城県常総市が一般財団法人地域総合整備財団<ふるさと財団>の支援を受けて行う「まちなか再生事業」を受託したひらくが、まちなか再生の取り組みの一環として実施するものです。「文喫ハナレ」は本棚の什器提供や選書で参加しています。
「Joso Collective」プレスリリース:https://www.nippan.co.jp/news/hiraku_20230911/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ひらく 文喫事業担当 担当:武田、柴田、清原
TEL.03-3233-4802
■取材に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 社長室広報課 担当:吉野、菅野
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