第54回 「日販マネジメントセミナー」開催報告
日本出版販売株式会社(代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、2月15日、「第54回 日販マネジメントセミナー」を東京都文京区の東京ドームホテルで開催し、全国各地の取引先などから約100名が参加しました。
開講の挨拶に立った吉川 英作 日販代表取締役副社長は、「このセミナーが54回にもわたり続いているのは、豪華な講師をお招きしてきたことに加え、この2月という時期がセミナーを聴くにはもっとも適しているからだと考えます。なぜなら、新年に立てた誓いと実際の進捗にギャップが出始める月であり、決算を控えて経営のヒントを模索する月でもあるからです。厳しい局面を乗り切るために、1つでも2つでも何かヒントを得ていただき、明日からの活力にしていただけたらと思います」と述べました。
セミナー第1講では、将棋棋士の羽生 善治氏が「決断力~厳しい局面をいかに切り開くか~」と題し、選択をするときの考え方、プレッシャーのあるときやミスをしたときの心の持ち方など、ビジネスにも通じる思考法などについて語りました。
第2講では、コピーライターの川上 徹也氏が「書店に『熱』をうみだす方法」と題し、買いたくなる書店とそうでない書店の違いを「熱」の有無にあると述べ、どうすれば書店に「熱」を生み出せるかを具体的に解説し、これからの書店の役割について語りました。
第3講では、株式会社吉野家ホールディングス 会長 安部 修仁氏が「吉野家の歴史から学ぶ~変える勇気と守り抜く思想~」と題し、会社更生、価格競争、BSE問題など、大変厳しい状況でも決してあきらめず、強みを活かして吉野家の牛丼を守り抜いた道のりと経営観を、圧倒的な熱量とパワーをもって語りました。
参加者からは「三者三様のとても素晴らしい力強いお話が聴け、とても参考になった」と好評を得て、盛況のうちに終了しました。
日販は今後も取引先の経営支援および人材育成のため、セミナー・研修の開催などに取り組んでまいります。
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日本出版販売株式会社 営業推進室経営相談グループ書店サポートチーム 担当:苅部、佐伯
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