第38次日本出版友好訪中代表団を派遣

　日本出版販売株式会社（代表取締役社長：平林 彰、略称：日販）は、2017年10月19日から26日まで、第38次日本出版友好訪中代表団（団長：平林 彰 日販代表取締役社長）一行12名を中国へ派遣し、中国国家図書館への表敬訪問および視察を行いました。同訪中団の派遣は、日販と中国国家図書館の日本出版物文庫閲覧室関係協議にもとづく交流事業の一環として、1983年より行っているものです。今回の訪中は、2017年6月に両者の交流事業が第8期（2017年～2021年）の契約を更新してから初の派遣となります。

　10月19日に北京に到着した一行は、同日午後に市内の中国国家図書館を表敬訪問し、陳力（チェン・リー）常務副館長ら幹部と会見し、その後日本出版物文庫閲覧室を参観しました。陳常務副館長は第7期までの交流事業を総括し、日販および日本の各出版社の協力により中国の読者に日本の出版物を広範なジャンルにわたり提供してきたこと、それにより他に類を見ない長期にわたる日中間の文化交流を築いてきたことを高く評価しました。続いて、平林団長が第7期の5年間で両者の関係が人的にも一層親密になったことに触れ、第8期には図書館側の選書の幅がより広がることが期待できると述べました。
　また、同日夜に一行は韓永進（ハン・ヨンジン）館長主催による歓迎レセプションに招待され、本文化交流のさらなる発展に向け、親交を深めました。

　一行はその後、甘粛省張掖市、陝西省西安市、山東省青島市を視察訪問し、中国の歴史、文化および自然に触れることで、日本と中国の交流の歴史を実感しました。

　なお、日販では1983年より、人的交流の一環として、中国国家図書館からの来日研修生の受け入れも行っています。本年も10月3日より、2名の来日研修生に対し、日本の出版産業等に関する研修を実施しています。

【第38次日本出版友好訪中代表団】
団長　　　平林　　彰（日本出版販売株式会社代表取締役社長）
副団長　　鹿谷　史明（株式会社ダイヤモンド社代表取締役会長）
団員　　　村上　和夫（株式会社オーム社代表取締役社長）
　　　　　佐藤　隆哉（株式会社小学館常務取締役）
　　　　　山本　喜由（株式会社文藝春秋執行役員営業局長）
　　　　　佐野　明夫（株式会社集英社書籍販売部部長）
　　　　　峰岸　延也（株式会社講談社取締役）
　　　　　江草　貞治（株式会社有斐閣代表取締役社長）
秘書長　　中西　淳一（日本出版販売株式会社マーケティング本部長兼仕入部長）
事務局長　富樫　　建（日本出版販売株式会社リノベーショングループリーダー兼営業推進グループリーダー）
事務局　　半藤　継彦（日販アイ・ピー・エス株式会社事業開発課課長）
　　　　　井上　　祥（北京書錦縁諮詢有限公司）

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社　広報室
TEL.03-3233-3829　FAX.03-3233-6045
E-mail:press@nippan.co.jp