第7回東京日販会総会を開催

東京日販会（会長：板津　武 ㈲自成堂代表取締役）は7月22日、文京区の東京ガーデンパレスで第7回総会を開催し、会員書店はじめ、出版社、日販関係者あわせて124名が出席した。

冒頭、板津会長が挨拶に立ち、「東京日販会も第7回を迎えたが、現在の法人数は50法人で、この6年間で30法人が減るという厳しい状況にある。その中で毎年、行事・企画を実行し、2年前からの異業種勉強会では、今年スカイツリー見学を開催した。今回も事業報告及び収支計画が報告されるが、スムーズに総会が行えるようご協力いただきたい」と述べた。 続いて、昨年度の事業経過報告・会計報告及び今年度の事業計画案・予算案が審議され、いずれも可決・承認された。また、役員改選が行われ、下記の通り、一部役員に変更があった。

続いて、来賓を代表して挨拶に立った平林　彰 日販代表取締役社長は「日販は中期経営計画『Change』において、書店の利益向上に取り組んでおり、2013年は、『返品減少と売上拡大』の推進によって書店マージン率UPを目指す。その実現に向けて、仕入の新しい考え方として、書店の意思を反映させた仕入や、雑誌定期購読サービス『Maga- STOCK』といった仕組みを構築している。皆さまにお願いしたいのは、『アドバンスMDの申し込み拡大』『High-Profit商品の積極的な販売』『雑誌定期購読の獲得』『祭をわれわれと一緒に盛り上げていくこと』の4つである。ぜひ積極的に取り組んでいただきたい」と述べた。 総会終了後は、「お笑いから書店を元気にしたい」という板津新顧問の呼びかけから、噺家の古今亭菊生氏を招き「祝！第1回東京日販会寄席〜噺を楽しむ会〜」が行われた。これまでの講演会と趣向を変えたことで、参加者にも大変好評であった。

≪新役員体制≫
会　長　 ：矢幡秀治（真光書店代表取締役社長）
副会長　：石井和夫（ブックスケイアイ取締役）
拡　販　 ：丸山敬生（丸山書房店長）
商談会　：秋葉良成（江戸川書房店長）
顧問（新設）：板津　武（自成堂代表取締役）