• 循環型社会の実現

ONE ECO PROJECT×「チョキペタス」ワークショップをTSUTAYA BOOKSTORE印西ビッグホップで開催

 出版業界のエコ活動を発信する「ONE ECO PROJECT」が、2024年4月28日(日)、千葉県印西市のTSUTAYA BOOKSTORE印西ビッグホップで、ワークショップ「チョキペタス」を開催しました。

| ONE ECO PROJECTについて

 「ONE ECO PROJECT」は、出版業界ならではのコンテンツやキャラクターの魅力を通して、楽しみながらエコ活動に参加していただくことを目的に、2022年4月に日販が立ち上げた、ESG推進のための企画です。
 地球にやさしい素材を使用したプロダクトを企画・開発し、「ONE ECO PROJECT」賛同書店で販売するほか、イベントにも精力的に出展し、多くの生活者の皆様にエコ活動のきっかけを提供しています。また、社会課題解決に取り組む企業・団体と連携した企画も実施しています。

| グループ連携が生んだ企画

 「チョキペタス」とは、企業によるモノづくりの過程で出る端材や紙素材を使って図工・創作を楽しむ、「カタチにすることを目指さない」図工室ワークショップです。(企画・運営:中庄株式会社、アトリエヤマダ株式会社)
 ONE ECO PROJECTが提案するワークショップとして、2023年11月に幕張 蔦屋書店(ONE ECO PROJECTメッセージ ショップ※)で開催しており、今回で2回目の開催となりました。
※「ONE ECO PROJECT」の思いをより伝える場として、店頭展開にご協力をいただいている店舗

 今回会場となったのは、千葉県印西市の商業施設「BIGHOPガーデンモール印西」です。ゴールデンウィークのSDGs関連イベントの一環として廃材を使ったワークショップを実施したい、という同施設からの要望に、テナントであるTSUTAYA BOOKSTORE印西ビッグホップが応える形で開催されました。
 TSUTAYA BOOKSTORE印西ビッグホップと幕張 蔦屋書店は、いずれも日販グループのNICリテールズ株式会社(代表取締役社長:近藤 純哉)が運営する店舗です。同社を介したグループ間の連携により、幕張 蔦屋書店での事例を展開させることで、BIGHOPガーデンモール印西のイベントの趣旨に沿った企画を実施することができました。

| ガシャポンの空きカプセルも活用

 会場はBIGHOPガーデンモール印西1階の公園広場。当日は天候にも恵まれ、計120名の方にご参加いただきました。

 ワークショップでは、TSUTAYA BOOKSTORE印西ビッグホップ店内で展開中の「本屋さんのガシャポンのデパート(運営:株式会社バンダイナムコアミューズメント)」で出た空きカプセルも、素材として使用しました。空きカプセルの中に別の素材を入れたり、色とりどりの空きカプセルを真剣な眼差しで選んだり、子どもたちがそれぞれに楽しんでいる様子が印象的でした。

 会場では、ONE ECO PROJECTの第一弾プロダクト「本袋」の販売も行い、ワークショップ参加者に「書店で始めるエコ活動」を発信しました。
「本袋」の詳細はこちら:https://oneeco.jp/post/776

 

| 「チョキペタス」について

 カタチにすることを目指さない、出張図工室「chokipetasu」とは、中庄株式会社(代表取締役社長:中村 真一)とアトリエヤマダ(代表取締役社長・アーティスト:山田 龍太)がタッグを組むことで可能性を広げるアートプロジェクトです。
 天明3(1783)年創業の紙屋・中庄株式会社が取り揃えた豊富な種類の紙、カラフルで楽しい道具、企業からご提供いただいた珍しい端材がたくさん。この図工室では名前の通り、手を動かしながら素材を切ったり(チョキ)、貼ったり(ペタ)、そこに自由な発想やアイデアをプラス(タス)することで、ウェブやSNSでは見つけられない、自由でワクワクする「自分だけのカタチ」をつくり出します。
公式サイト:http://chokipetasu.com/

 ONE ECO PROJECTでは、今後もプロダクトの開発・販売を軸としながらも、「チョキペタス」を中心とするワークショップメニューを賛同書店に提供するなど、活動の幅を広げてまいります。