“月に1冊”集中販売でベストセラー創出へ文庫売り伸ばし企画「集英社文庫“ツキイチ”」1,800書店で始動
日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、3月18日(金)より集英社ならびに全国約1,800店の取引書店の協力のもと、文庫売り伸ばし企画「集英社文庫“ツキイチ”」を展開します。
昨今、文庫ジャンルにおいて、過去の名作からベストセラーが生まれる事例が増えています。18年前の作品『命売ります』(三島由紀夫著/ちくま文庫)が帯やPOPの刷新によりヒットしたことや、22年前の作品『旅のラゴス』(筒井康隆著/新潮文庫)の再ブレイクも記憶に新しいところです。ベストセラー作家の新刊や、映像化作品といった売れ筋商品だけでなく、こうした既刊作品の掘り起こしへの取り組みも、売上の拡大につながるものと考えます。
そこで今回、集英社文庫の既刊作品の中から、内容や販売実績などをもとに「もっと売れる」と判断した9作品を対象とする書店店頭フェアを企画しました。3~5月に「どんでん返し」「名作発掘」「世代別オススメ本」という月ごとのテーマを設け、各月3作品ずつの対象作品の中から、フェア実施書店ごとにそれぞれ選んだ1作品を「今月の当店イチオシ=“ツキイチ”作品」として店頭で展開します。本フェア専用の帯やPOPを書店に提供して“ツキイチ”作品の販売をサポートし、新たなベストセラーの創出を目指します。
日販は今後も、既刊の良作にスポットを当てた施策を継続・拡大し、文庫市場の活性化を図ってまいります。
■フェア対象作品
3月期テーマ:どんでん返し
・『生きてるうちに、さよならを』吉村達也
・『弁護側の証人』小泉喜美子
・『腐葉土』望月諒子
4月期テーマ:名作発掘
・『マイナス・ゼロ』広瀬正
・『臨3311に乗れ』城山三郎
・『柩の中の猫』小池真理子
5月期テーマ:世代別オススメ本
・『我が家の問題』奥田英朗
・『水滸伝(一)』北方謙三
・『雨やどり』半村良
■フェアポスター
■店頭用POPの例
■本件に関するお問い合わせ
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