第32期 出版流通学院を開講
日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)は、7月14日(水)、第32期 出版流通学院の開講式を開催し、研修カリキュラムをスタートしました。尚、今年度は東京都に緊急事態宣言が発令されたことを受けオンラインでの開催とし、全国の書店などから27名が出席しました。
本講座は、2021年7月から2022年2月までの8か月間(全5回・12日間)にわたり開催します。今年度は「逆境じゃない、チャンスだ」というキャッチフレーズを掲げ、目まぐるしく変化する環境を好機と捉え、自社に「変革」を起こすために必要な思考法やスキルを体系的に学んでいただきます。そして、その学びをもとに自社の「変革」プランを立案し、実践していただくことが本講座のゴールです。
開講の挨拶に立った学院長の髙瀬 伸英(日販 専務取締役)は、「新型コロナウイルスの収束が見えない中、ご参加いただいた皆さん、また皆さんを送り出してくれた経営者の方々に感謝申し上げます。昨年は、コロナ禍での巣ごもり需要もあり、業界全体としては久々に活況を呈した年でした。しかし、それも一時的なものであり、出版業界は右肩下がりという大きなトレンドを脱していないのが現実です。この困難な状況を前向きに、変革するチャンスと捉えて、皆さん一人ひとりがご自身の会社や業務の変革プランを考え、実行していく力を研修の中で養っていただきたいと思います。また、この研修中、受講生同士の交流を通じて様々な考えに触れて、横のつながりを築くことも大きな財産となります。来年2月には、皆さんの間に強固な絆ができていることを期待しています」と激励の言葉を送りました。
その後、第1回研修として「『変革』とは何か」をテーマに、自身の視野を広げ、視座を高めるための発想法や考え方について、得能 通利 講師(株式会社インソース)に講義いただきました。グループディスカッションでは、オンライン上で活発な討議が行われました。
なお、今後の研修につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況によって、会場での対面形式も検討し、その際は最大限の感染対策を講じたうえで実施いたします。
■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 営業推進室 出版流通学院 担当:苅部、三森
TEL.03-3233-4791 FAX.03-3233-5120
E-mail:ryutsu-gakuin@nippan.co.jp