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2026年度日販懇話会 開催報告

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:富樫 建、略称:日販)は、2026年5月19日(火)、東京ドームホテルにおいて「2026年度日販懇話会」を開催したことをお知らせします。当日は、書店、出版社、文具メーカー、物流会社など関係各社をお招きし、あわせて277社306名にご出席いただきました。

 「日販懇話会」は、日販の経営方針や施策などについて理解を深めていただき、お取引先様との強いパートナーシップを築くことを目的に毎年開催しています。

 第一部は、日販グループホールディングス代表取締役社長兼日本出版販売代表取締役社長 富樫建による、基調報告からスタートしました。
 2025年度日販グループの決算概況を発表し、出版から派生した各グループ会社が着実に成長していることを示した上で、「最も注力したいのは取次事業。持続可能な出版流通の再構築が最重要課題である」と強調しました。
 環境変化と不確実性の高まりを踏まえ、「出版業界版グレートリセット」と称し、価格転嫁だけでなく顧客価値を重視し、出版流通をゼロベースで再考していく考えを打ち出しました。また、それを進めていくためのキーワードとして“共創”を掲げ、「従来の出版流通の是非を問うだけではなく、続けられる形に実装する、責任を引き受ける会社でありたい」とその覚悟を示しました。

 日販経営方針は、取締役副社長 田中宏樹より、『持続可能な出版流通の実現』というテーマで発表しました。はじめに、出版流通を取り巻く環境の急激な変化として、物流コストの高騰やトラック新法の影響により従来型の流通維持が困難になっている現状を説明し、「同じ条件・頻度では本を流通できない」という逃げられない現実を訴えました。その上で、日販は取次事業が柱であることを改めて宣言し、持続可能な出版流通を実現するために、新しい流通モデルにアップデートすること、既存流通を再構築していくこと、という2つの方針を発表しました。
 そのために日販は、様々なプレイヤーと“共創”し、役割を再定義しながら、新しい価値を創出し持続可能な流通の実現を目指す、と強い決意を表明しました。

 第二部では、株式会社カインズ代表取締役社長CEO高家 正行 氏にご登壇いただき、『いい経営者は「いい経営」ができるのか』と題した記念講演をいただきました。
 その後、懇親会に移り、盛況のうちに終了しました。

■本件に関するお問い合わせ
日販グループホールディングス株式会社 社長室広報チーム 担当:山田 
TEL.03-3233-3829   E-mail: press@nippan.co.jp