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日販と中三エス・ティ初の共同商談会「NEO Start! 2022」を開催

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)と日販グループ会社の中三エス・ティ株式会社(代表取締役社長:小林 正史)は、2022年6月10日(金)、東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区)において、文具・雑貨の共同商談会「NEO Start! 2022」を開催いたしました。

 中三エス・ティは以前より、文具・雑貨の商談会を年に3回開催しており、夏の商談会としては、今回が55回目の開催となります。
 一方、日販は2022年の4月に、文具のメーカー仕入機能および書店ルートの販売事業を中三エス・ティより承継しました。
 これを受け、今回初めて日販と中三エス・ティ両社の共同商談会を開催する運びとなりました。

 会の冒頭、日販代表取締役社長 奥村 景二より、開会のご挨拶をいたしました。



【日販 奥村社長挨拶(要旨)】

 日販は出版取次事業を73年にわたって行ってまいりましたが、文具の取り扱いを始めたのは約30年前です。書店マーケットにおける文具の可能性をいち早く感じ、少しずつ取り扱いを始めたものの、なかなかスケールを大きくすることができませんでした。
 その後、文具の取り扱いをより本格化させるべく、書店での文具の販売をサポートするパッケージを作りました。多くの書店で導入いただきましたが、さらなる規模の拡大を目指し、2018年に中三エス・ティを日販グループに招くことといたしました。それから4年が経ち、ようやく準備が整ったということで、今年、日販と中三エス・ティの共同商談会を開催することができました。
 文具・雑貨の業界で、書店マーケットは、まだ広がりが感じられます。みなさまとの協力体制のもと、さらなるマーケットの拡大を図っていくべきだと考えておりますので、これからもよろしくお願いいたします。


 

 当日は70社の文具・雑貨メーカーが出展し、新商品や季節商品、店頭企画コーナー向けの雑貨など、幅広い商品が展示されました。また、日販グループ会社の日販セグモ(代表取締役社長:安井 邦好)による「文具女子博」ブースや、「Old Resta」「Fonte」をはじめとする日販PB商品のほか、商談コーナーでは日販のESG推進企画「ONE ECO PROJECT」の第1弾商品「本袋」、ダルトンの什器や日本緑化企画のグリーンなど、日販グループの取り組みを多数ご提案しました。

 会場には約250名のお客様が来場され、1日を通して、活発な商談が繰り広げられました。
 出展メーカー様からは今回の新設ブースに関して、展示・陳列方法が参考になった、などのお声をいただきました。

【会場の様子】

 閉会にあたっては、中三エス・ティ代表取締役社長 小林 正史よりご挨拶をいたしました。



【中三エス・ティ 小林社長挨拶(要旨)】

 本日、私は朝からずっと会場におりましたが、お客様には商品をじっくりとご覧いただき、また活発に商談をしていただいて、有意義な商談会になったのではないかと感じております。主催者を代表して、改めて感謝を申し上げます。
 2022年4月より、中三エス・ティも日販とともに新しい体制でスタートを切っています。まず、従来のお取引先様をしっかりとフォローするために、営業担当者を増強いたしました。加えて、新しい業種・業態・業界に切り込んでいくセクションを設けて、会社として業界を盛り上げていく体制を整えました。
 今後、日販と中三エス・ティは一体となり、文具・雑貨業界を活発にしていく企業集団になっていきたいと強く考えております。各社様の一層のご支援を、よろしくお願い申し上げます。


 

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 社長室広報課 担当:吉野、吉田
TEL.03-3233-3829 FAX.03-3233-6045
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