月間ベストセラー（2020年1月）

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●総合●『鬼滅の刃』は小説版も好調！田中みな実の勢いも衰えず

　第1位となった『WORLD SEIKYO』は1月23日に創刊された聖教新聞社の新シリーズ。第2位、第3位には『鬼滅の刃』の小説版がランクインした。コミックが品薄になった影響で、その期間内に小説版を読んだ方が多かったことで順位を伸ばした。写真集も好調が続いており、田中みな実写真集『Sincerely yours…』は前月と変わらず第5位に。乃木坂46・山下美月のソロファースト写真集は初登場で第7位にランクイン。
　第19位に入った『マジキペンギン』は世界中で大ヒットしている玩具「Magiki（マジキ）」シリーズの第2弾商品。全12種類のキャラクターを集めるために複数購入するお客様が多いのが特徴。
　今年は家計簿が好調で、昨年に比べて1月の売上が高い傾向が見られた。こういった影響により『かんたん家計ノート2020』『シンプル家計ノート2020』の2点がランクインしてきた。

●文庫●「居眠り磐音」強し！映像化作品も大きくランクアップ

　第1位となったのは「新・居眠り磐音」シリーズの『初午祝言』。時代小説ジャンルからは第4位に「聡四郎巡検譚」シリーズの新刊が入っており、変わらぬ根強い人気を感じる結果となった。
　昨年12月に映画公開された『屍人荘の殺人』は公開から日数が経ったものの、年始に大きく売上が動き、第2位という好位置をキープしている。同じく映画化作品である『ラストレター』は公開週を売上ピークとし、その後も順調な推移を見せている。

●コミック●鬼滅ブームが続くなか、『ONE PIECE』が首位奪還！

　昨年12月末に発売された『ONE PIECE』第95巻がワンランクアップの第1位となった。
　『鬼滅の刃』の勢いも落ちることなく、重版が入る度に売上を伸ばし続けている。2月4日には最新刊19巻の発売が予定されており、まだまだ話題と勢いは継続しそうだ。
　第4位には『SPY✕FAMILY』第3巻がランクイン。「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」の第1位作品にも選ばれており、既刊含めて売上を伸ばしている。

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