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本と遊ぼうこどもワールド2018優良児童図書展示会 名古屋会場開催

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、7月28日(土)から29日(日)まで、名古屋市中小企業振興会館にて「本と遊ぼうこどもワールド2018 優良児童図書展示会」を開催しました。名古屋では1979年から毎年開催しており、今年で40回目となりました。

 今回の展示会は、その空間にいるだけで夏を感じられる「海」をイメージして商品展示・会場作りを行いました。また、会場内のイベントでは、造形絵本作家かつらこさんによるワークショップ、絵本作家林よしえさんによる読み聞かせ、そして科学実験教室「ケミカル・コミカル・サイエンスショー」や「ノラネコぐんだん」のカルタ大会などを実施しました。

 台風12号の影響が心配されましたが、来場者数は2日間合計で昨年を上回る2,728名となり、来場者からは「今回で6回目の参加、毎年このイベントに来ることを楽しみにしている」「年代別に絵本を展示しているコーナー(「いくつのえほん」)があり、とても分かりやすかった」などの声が寄せられました。

 28日のオープニングセレモニーで挨拶に立った酒井和彦 日販専務取締役は、「名古屋での『本と遊ぼうこどもワールド』は、1979年より、1回も欠かすことなく開催しており、今回40回目を迎えます。親子3代にも渡り来場されているお客様もいます。会場内で子どもたちが目を輝かせて本を手に取る姿を見ると、教育や文化の基本というのはこうした場所にあり、活動を続けていくことの重要性を痛感しています。本の展示に関しては、『いくつのえほん』や日本児童図書出版協会オススメの本、学校が推薦する本など、しっかり品揃えをしました。また子どもたちが楽しめるイベントもたくさん用意しましたので、ぜひ、2日間しっかり楽しんでください」と述べました。
 続いて、協賛の日本児童図書出版協会を代表して挨拶に立った岡本光晴 あかね書房代表取締役社長は、「当協会は出版文化の向上、児童図書の普及を柱に活動しています。40社を超える会員出版社で構成されており、年間約2,000点の新刊が発売されています。全ての本を書店店頭で目にすることはできないので、このような展示会を通して、たくさんの本に触れ、子どもたちに本との出会いの楽しさを感じてほしいです」と述べました。
 その後、児童養護施設と「あいち子ども食堂ネットワーク」へ図書の寄贈が行われ、絵本キャラクターと子どもたちがクラッカーを一緒に鳴らし、賑やかに開幕しました。

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