• ニュースリリース

日販×中三エス・ティ共同商談会
「Discover New Items 2024 Summer」
2024年6月21日(金)に開催

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)と日販グループの中三エス・ティ株式会社(代表取締役社長:長 豊光)は、2024年6月21日(金)、東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区)において、文具の共同商談会「Discover New Items 2024 Summer」を開催しました。

 日販と中三エス・ティは、2022年4月に日販が文具のメーカー仕入機能および書店ルートの販売事業を中三エス・ティより承継したことを受け、同年6月に初の共同商談会を開催しました。今回は、その7回目となります。

 会の冒頭では、日販 取締役 文具雑貨事業担当 野口 瑞穂、続いて出展メーカーの代表として、ぺんてる株式会社 代表取締役社長 和田 優様より、開会のご挨拶をいたしました。


【日販 野口取締役挨拶(要旨)】

 本日は、92社のメーカー様の商品から、新しい発見をしていただけるような、活気ある商談会にしていきたいと思います。
 5月に開催した「NIPPAN Conference 2024」で発表しましたように、日販取引書店における文具の販売実績は2023年3月~2024年3月の13か月連続で前年を超えるなど、書店店頭での文具の売上は安定してきたように思います。
 一方で、書籍・雑誌の売上減少はとどまらず、厳しい状況が続いています。そのような中、経済産業省が、町の書店を支援するための「書店振興プロジェクトチーム」を発足しました。先日、その取り組みの一つである車座ヒアリングが日販本社内「オチャノバ」で開催され、齋藤経済産業大臣、上川外務大臣、森山文科大臣と業界関係者による対話が行われました。書店を支援することは、読者を守ることであり、本や文具などの商材を守ることでもあります。ぜひ、本日お集まりの皆様にも、今後の動向に注目していただければと思います。
 日販は、新たな物流センター「N-PORT 新座」を今年10月に開設し、本と親和性の高い商材である文具・雑貨を、本センターから書店に向けて出荷します。さまざまな商品を管理・発送できる倉庫管理システムを導入するとともに、ロボティクスによる業務DX化を図り、本センターを皮切りに、グループ全体の物流を再編してまいります。
 文具・雑貨業界で、日販と中三エス・ティが対応できるマーケットは、まだまだ広がるものと感じています。みなさまとの協力体制のもと、さらなるマーケットの拡大を図ってまいりますので、よろしくお願いいたします。


【ぺんてる 和田社長挨拶(要旨)】

 コロナ禍が明け、文具の売上はコロナ禍以前に近づいていますが、数量ベースで見ると決して売れているわけではなく、やはり少子化やDX化の波が、確実に市場をシュリンクさせているという印象を高めています。そうなるとメーカーもただ商品を作る、新商品を開発するだけにとどまらず、味付けをしていかなければなりません。歌でいえば曲に詞が付き、編曲されることで商品化するわけですので、そんな関係を日販と中三エス・ティとともに作り上げていければと思っています。
 本日の商談会が成功裡に終えられることを祈念して、挨拶に代えさせていただきます。


 当日は文具メーカー92社が出展し、新商品や季節商品、店頭企画コーナー向けの雑貨など、幅広い商品が展示されました。会場には約400名のお客様が来場され、1日を通して、活発な商談が繰り広げられました。また、従来商談時に利用していた手書き伝票に代えて、今回初めて受注システムを導入し、事務作業負荷の軽減を図ったことで、メーカー様・取引店様よりご好評をいただきました。
 日販は、オリジナル文具・雑貨ブランド「Komamono Lab」「Fonte」「Greeful」などを出展し、9月発売予定の「本一封ブックカバー」、12月発売予定の「ONE ECO PROJECT リサイクルポリエステル製ハンカチ」などの新商品もいち早くご紹介しました。
 また日販グループの学研ステイフルは、人気の「Gakkenニューブロック」シリーズより、7月発売予定の新商品を展示しました。

【会場の様子】

 

 

Komamono Lab

 

Fonte&Greeful

 

本一封ブックカバー

 

ONE ECO PROJECT リサイクルポリエステル製ハンカチ

 

Gakkenニューブロック新商品

 

中三エス・ティコーナー

 

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 社長室広報課 担当:山田、吉田
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