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第40次日本出版友好訪中代表団を派遣

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、2019年9月19日から26日まで、第40次日本出版友好訪中代表団(団長:平林 彰 日販代表取締役社長)一行12名を中国へ派遣し、中国国家図書館への表敬訪問および視察を行いました。同訪中団の派遣は、日販と中国国家図書館の日本出版物文庫閲覧室関係協議にもとづく交流事業の一環として、1983年より行っているものです。今回の訪中は、第8期(2017年~2021年)契約更新後3回目の派遣となります。

 9月19日、北京に到着した一行は、空港貴賓室にて昨年副館長に就任した陳櫻(チェン・イン)氏の出迎えを受け、歓談の後、中国国家図書館を表敬訪問しました。まず日本出版物文庫閲覧室や同館に併設されている典籍博物館を参観し、その後、饒権(ラオ・チュエン)館長ら幹部と会見しました。饒館長はこれまで日販および日本の出版社が日中両国の文化交流促進に対し不断の努力をしてきたことを称賛し、「今後も時代の変化に適応しながら協力関係を強化していきたい」と述べました。それに対し平林団長は、今年が同館創立110周年にあたることに祝意を表し、「110年という長い歴史のなかで、弊社が文化交流を通して貴館と37年間の時間を共有できたことを光栄に思う」と返礼しました。また、同日夜には孫一鋼(スン・イーガン)副館長より歓迎レセプションに招待され、本文化交流のさらなる発展に向け、親交を深めました。
 一行はその後、河南省の洛陽市、登封市、鄭州市および遼寧省の大連市を視察訪問し、中国仏教遺跡や日露戦争に関する史跡などを参観し、中国の歴史、文化、自然に対する理解を深めました。

 なお、日販では1983年より、人的交流の一環として、中国国家図書館からの来日研修生の受け入れも行っています。来年2020年にも2名の来日研修生を招聘し、日本の出版産業等に関する研修を実施する予定です。

【第40次日本出版友好訪中代表団】
団長   平林  彰(日本出版販売株式会社 代表取締役社長)
副団長  森永 公紀(株式会社NHK出版 代表取締役社長)
団員   武田 真士男(株式会社光文社 代表取締役社長)
     菅原 弘文(株式会社白泉社 代表取締役社長)
     中部 嘉人(株式会社文藝春秋 代表取締役社長)
     成瀬 雅人(株式会社原書房 代表取締役社長)
     高田 光明(株式会社オーム社 常務取締役 営業局長)
     山本 憲央(株式会社中央経済社ホールディングス 代表取締役社長)
事務局長 伊藤 宏治(日本出版販売株式会社 執行役員 CVS部長)
事務局  河村  学(日本出版販売株式会社 社長室長)
     半藤 継彦(日販アイ・ピー・エス株式会社 事業開発部 文化交流担当)
     井上  祥(北京書錦縁諮詢有限公司 副総経理)

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 社長室広報課
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