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第39次日本出版友好訪中代表団を派遣

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、2018年10月10日から17日まで、第39次日本出版友好訪中代表団(団長:平林 彰 日販代表取締役社長)一行12名を中国へ派遣し、中国国家図書館への表敬訪問および視察を行いました。同訪中団の派遣は、日販と中国国家図書館の日本出版物文庫閲覧室関係協議にもとづく交流事業の一環として、1983年より行っているものです。今回の訪中は、第8期(2017年~2021年)契約更新後2回目の派遣となります。

 10月10日に北京に到着した一行は、同日午後に市内の中国国家図書館を表敬訪問しました。9月に同館館長に就任した饒権(ラオ・チュエン)館長ら幹部と会見し、その後、日本出版物文庫閲覧室を参観しました。饒館長はこれまで同館と日販が築いてきた本交流事業を振り返り、日販および日本の各出版社が両国の文化交流促進に貢献した努力を高く評価し、「今後はこの交流事業を基礎にして出版などの領域にも交流を拡大し、引き続き文化交流によって両国人民の相互理解を高めるための努力をしたい」と述べました。一方、平林団長は世界でも有数の蔵書数を誇る同館の活動、特に典籍博物館の事業について賞賛を述べるとともに、同館が日本の出版物も積極的に収蔵していることに感謝の意を述べました。
 また、同日夜に一行は故宮内にある冰窖レストランで行われた歓迎レセプションに招待され、本文化交流のさらなる発展に向け、親交を深めました。

 一行はその後、四川省の成都市、峨眉山市、都江堰市などを視察訪問し、中国の歴史、文化および自然に触れることで、日本と中国の交流の歴史を実感しました。

 なお、日販では1983年より、人的交流の一環として、中国国家図書館からの来日研修生の受け入れも行っています。本年も10月20日より、2名の来日研修生に対し、日本の出版産業等に関する研修を実施しています。

【第39次日本出版友好訪中代表団】
団長   平林  彰(日本出版販売株式会社 代表取締役社長)
副団長  鈴木 一行(株式会社大修館書店 代表取締役社長)
団員   碇  秀行(株式会社学研プラス 代表取締役社長)
     唐島 夏生(株式会社インプレスホールディングス 代表取締役社長)
     野中 久幸(株式会社集英社 コミック販売部部長)
     佐藤 雅伸(株式会社講談社 販売局次長)
     小谷 真司(株式会社徳間書店 営業担当執行役員)
     豊栖 雅文(株式会社小学館 マーケティング局ゼネラルマネージャー)
事務局長 平岡  隆(日本出版販売株式会社 経営戦略室長)
事務局  田村 浩樹(株式会社MPD 取締役)
     半藤 継彦(日販アイ・ピー・エス株式会社 事業開発部文化交流担当)
     井上  祥(北京書錦縁諮詢有限公司 副総経理)

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