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2019年度 日販グループ入社式を開催

 日本出版販売株式会社(代表取締役:平林 彰、略称:日販)は、4月1日、本社5階会議室で2019年度 日販グループ入社式を開催し、日販および関連会社の役員が、日販グループの新入社員にエールを送りました。式典は、先輩社員からの応援メッセージの映像に続き、平林社長の挨拶、そして新入社員代表による決意表明で締めくくられました。平林社長の挨拶は以下の通りです。

【平林社長挨拶(要旨)】
 入社おめでとうございます。日販グループを代表して、みなさんを歓迎します。毎年4月の入社式のたびに、新たな息吹を感じています。

 出版物の1日の新刊刊行点数はおよそ200点で、年間ではおよそ7万点と言われています。200点もの新しい商品が、日々店頭に並んでいるということです。この新刊点数の多さから言えることは、人々の趣味嗜好はそれだけ多種多様であるということです。出版物の数は知的生産物の数であり、それが日本の文化を形成していると言えます。日販グループは、人々の、そして日本の文化的生活を支えています。ここに入社したことを、ぜひ誇りに思ってください。

 2018年度にスタートした中期経営計画「Build NIPPAN group 2.0」のコンセプトは、「本を起点に広がる可能性に挑戦する」です。これは、本や雑誌は書店やコンビニエンスストアだけで買うものではない、ということを意味し、日販の社員が、ホテルや企業のライブラリーの選書を担当したり、常駐のコンシェルジュとして働いたりしています。その他、スポーツ用品店やアパレルショップなどでも、商品と親和性の高い本が一緒に販売されています。このように、日本の産業界には、本に可能性を感じてくれている人々がたくさんいるということを覚えておいてください。

 日販グループは変化し続けていますが、その中心には常に本という存在があります。どんな仕事にも大切な意味があり、大きな価値があります。まずは、配属された部署で頑張ってほしいと思います。
 一方で、自ら手を挙げて、新しい仕事にチャレンジできる仕組みも用意されています。自ら進んで手を挙げる人間に、チャンスは巡ってきます。日販グループの公募制度では、グループ内の様々な企業や部署が、人材の募集をします。そして、挑戦したいという意欲のある人が、そこに応募するというスタイルです。若手の社員を中心に、グループの垣根を越えて、初期配属の部署とはまったく違った場所で活躍してくれている人もいます。

 私は、若い人が活躍している会社はどんどん成長できる会社だと思っています。みなさんの活躍を期待しています。

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 社長室広報課 
TEL.03-3233-3829 FAX.03-3233-6045
E-mail: press@nippan.co.jp