2017年度 日販グループ入社式を開催
日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、4月3日、本社5階会議室で2017年度 日販グループ入社式を開催しました。日販および関連会社の役員が出席し、66名の新入社員にエールを送りました。式典は、平林社長の挨拶に続き、社内発表大会の映像紹介などが行われ、新入社員2名による決意表明で締めくくられました。平林社長の挨拶は以下の通りです。
【平林社長挨拶(要旨)】
入社おめでとうございます。社会人として、新しいスタートを切るみなさんを、日販グループを代表して歓迎します。
日販の本業は、雑誌、書籍の流通販売です。書籍の新刊は1日に約300点発行され、日販からの出荷量は、1日約200万冊です。雑誌の発行銘柄数は年間3,000点を超えており、日販からは1日に300万冊を出荷しています。日販は、この膨大な量を、全国にある約5,000店舗の書店と、30,000店舗を超えるコンビニエンスストアに毎日遅れることなく届けています。
私たちが持つ物流やシステムは、出版業界になくてはならないインフラとして社会に必要不可欠な役割を果たしています。この、本を送り届けるということは我々の最も根幹の使命であり、日本の出版文化の支えとなっています。
日販は、グループで成長していくというのが基本の考えです。キーワードは「独立と連携」です。自立した会社がそれぞれ活躍し、会社同士のつながりを強くすることで、日販グループ全体が強くなるという考え方です。
日販グループは、海外も含めると34社あります。それぞれ様々な事業を展開していますが、いずれも何らかのかたちで、「本」に関係のあるビジネスを展開しています。
例えば、日販物流サービスは、本を運ぶダンボールの製造業、運送業、倉庫事業を行っており、出版共同流通では日販だけでなく、同業他社の返品業務も請け負うようになっています。日販アイ・ピー・エスは書籍の輸入、輸出から始まり、雑貨や食品まで扱うようになってきました。日販コンピュータテクノロジイは日販のシステム開発から事業を始め、出版社や医療機関向けのシステムなど、様々な分野でのIT事業を進めています。ファンギルドでは、電子コミックの制作と販売を行っています。ダルトンが扱うインテリア雑貨は、書店店頭での日販の提案力を高めています。
日販グループには、年齢に関係なく、自分がやりたいことに挑戦できる環境があり、仕事の変革や新しいビジネスの最前線で、多くの若手が活躍しています。皆さんの発想やアイデアに期待していますので、どんどんチャレンジしてください。
会社では、自分で勉強し、積極的に働く人に対してチャンスが与えられます。皆さんの活躍を期待しています。
以上、皆さんの入社を心より祝福して、歓迎の挨拶といたします。
■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 広報室 担当:小野、吉田
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