2012年　日販大阪支店新春を祝う会開催

日販大阪支店は､1月11日(水)､大阪市北区の日販堂島ビル5階において｢2012年 大阪支店新春を祝う会｣を開催し､書店､出版社ほか､昨年を84名上回る306名が出席した｡

冒頭､奥村景二 日販取締役　関西・岡山支社長が年頭挨拶に立ち､｢2012年は昨年発生した東日本大震災からの復興元年だと言われている。東北地方では色々なエネルギーが溜っており、様々な方向に向かっている。『どうしよう』という負のベクトルに向いたエネルギーもある一方、『自分たちの力で何とかしよう』という正のベクトルを向いたエネルギーも感じる。しかも負のエネルギーの何倍もの大きさである。関西はどうか。エネルギーは溜まっているかもしれない。しかし、関西はどこにも向いていないのではないのか。昨年開催された『ブックエキスポ』もベクトルを少しつくったかもしれないが、東北地方に比べると、まだまだ弱いのではないか。『流れ』を創るためには相当なエネルギーが必要である。我々は、新春のこの機会に『流れ』を創りたいと思う。業界のこの閉塞感を打ち破るための組織や人材が必要である。『流れに乗る』のではなく皆様と一緒に『流れを創り出したい』と思う。今年の関西・岡山支社のテーマは『行動力』『機動力』　である。とにかく『動く』こと。その一環として支社内ではパソコンの使用を控える試みを行っている。何かご不便などがあれば指摘してほしい。今後も引き続きご支援頂きたい」と結んだ。

その後､長谷川政博大阪日販会会長(ダイハン書房社長)､永尾功且 NHK出版大阪支社長､奥村支社長､椎木康智日販大阪支店長の4名による鏡開きが行われた｡続いて､椎木支店長の力強い乾杯の発声で懇親会に入り､出席者を交えた餅つきが行われ､つきたての餅や豚汁が振舞われた｡

会場内には日販社員全員の今年の意気込みを漢字1文字で表した書初めを掲示し、場を盛り上げ、和やかな雰囲気で年始の決意を誓い合い､盛会となった｡

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