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第3回関西日販会総会を開催

 関西日販会(会長:長谷川 政博 ダイハン書房代表取締役社長)は、11月6日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で第3回総会を開催し、会員書店はじめ、出版社、日販関係者あわせて264名が出席した。

 冒頭、挨拶に立った長谷川会長は、「現在の我々の周辺環境はあらゆる面で厳しい。関西日販会としては、『BOOK EXP0』への参加も控え、昨年から関西日販会出版博覧会(パンパク)開催を従来の年2回から1回とし、代わりに講演会や勉強会などのイベントを実施してきた。今、書店が元気になるためには何かをすべきであり、日販からも様々な施策を提案していただいている。これを実現するために一番重要なことは、やはり販売に力を入れていくことではないか。会としても、集客が減少している中、一歩踏み出すための企画を設け、取り組みたい。皆さんが頑張った結果が営業成績に繋がる。今後も色々な提案をしていくので、皆さんも意気込みをもって積極的に取り組んでもらいたい」と述べた。
 続いて昨年度の事業報告及び今年度の事業計画案、予算案などが審議され、いずれも可決・承認された。

 総会に続いては、朝日放送エグゼクティヴ・アナウンサーの道上洋三氏による「パーソナリティ奮闘記 ~出会いに感謝~」と題した講演が行われた。

 引き続き開催された懇親会で挨拶に立った平林 彰 日販代表取締役社長は、「先日東京で開催したPARTNERSカンファレンスでは、平柿文仙堂のBook houseひらがき様より、店頭での取り組みの事例などをお話しいただいた。出席された出版社の方々から『現場の生の声を聞けてよかった』『あらゆる方法で利益を出していく姿勢に共感した。このような書店が増えれば業界も変わるかもしれない』といった感想をいただいた」と述べた。
 また、今年の関西支社の「新春を祝う会」の書き初めで「前進」という文字が書かれたことに触れ、「この二文字には、関西のマーケットが停滞している現状を打破したい、という関西支社の思いが込められていると聞いた。先日の移転でワンフロアになったこともあり、今後の関西支社はより一体感が出て、いいアイデアが出てくるのではないか」と期待の声を寄せた。
 懇親会の中では、書店・出版社・日販の業界三者で結成された踊り子隊「本や連」が演舞を披露し、会場に元気をもたらした。

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