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関西日販会設立総会 開催

大阪日販会(長谷川政博会長 ダイハン書房)、京滋日販会(冨田英男会長 葵書房)、兵庫日販会(田中俊宏会長 西村書店)は6月5日、大阪市北区日販堂島ビルにて会員数154名の関西日販会設立総会を開催した。

今設立総会の議長に選ばれた田中会長の進行の下、冒頭、関西日販会の設立趣旨について、発起人である長谷川会長から「大阪日販会として10年前から始めてきたオオサカパンパクに、京滋日販会、兵庫日販会の会員の皆様も大いに参加して頂けるようになった。これを契機に、一緒にやらないか、ということになり、今年に入り関西日販会立ち上げに向けての発起人会を行った」と経緯を説明。そして「関西日販会は関西を一つの単位として全域にわたり活動していく。会員の皆様には大阪、京滋、兵庫の各日販会の伝統を継承しつつ、新しい組織を立ち上げる、築くという志を持って参加頂きたい。活動の主体は『やる気をもとう会』『儲けよう会』『楽しもう会』の分科会が中心。学び、売って儲けて、楽しむというサイクルを完成させる。関西日販会として、何ができるのか、何をなすべきなのか、全員で考える。『売れた』のではなく『売った』という実績を、そして、他の地域より一歩前を行く結果を出せる集団を目指す。関西の書店様が新たに関西日販会に入りたいと思ってくれるような会にしていきたい」と述べた。

続いて、関西日販会発起人会事務局より関西日販会規約案、事業計画案、収支予算案、役員選出の説明があり、いずれも承認された。役員は総勢18名に上り、初代会長には長谷川氏、副会長には冨田氏、田中氏の両名が就任した。来賓の奥村景二 日販取締役 関西・岡山支社長が「環境の変化に対し、その対応を周りからも、また自分たちの中からも求められている。関西日販会の運営について、求められている対応・対処を果たせるかどうかは、しっかりと目標をもった上で、会員の皆様と日販とでこれまで以上に実行していくことにかかっている。皆で知恵と創意工夫と勇気を持って時代の流れに対処していく。新生日販会と共に立ち向かっていく気概を持って進めていくことを宣言する」と述べた。また、4月からスタートした新たな中期経営計画『Change』について「前期までの中期経営計画『LEAD』では『変革』・『挑戦』・『信頼』という基本方針で、多くの成果を上げることができ本当に感謝している。今期からは、『出版流通の改革』と『新たな需要の創出』に取り組み業界の成長を牽引する、という方針。皆で儲けていく環境作りをし、崇高な志のもと、進めていく。関西日販会と日販関西・岡山支社は一心同体。共に成長し、皆さまと一緒に汗を流して頑張っていきたい」と述べた。  

設立総会後の懇親会では、会員同士がこれまでの地域を超えた交流を持つことができ、大いに親睦を深める機会となり、盛会となった。

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