第46回沖縄日販会総会を開催
沖縄日販会(会長:古堅盛光 沖縄教販代表取締役社長)は11月14日、那覇市のホテルシティコートにて第46回総会を開催し、会員書店はじめ、出版社、日販関係者あわせて100名が出席した。
冒頭、挨拶に立った古堅会長は、「安倍政権ではデフレ脱却・景気回復という政策を展開しているが、多くの方は『沖縄の経済はどうなっていくのか』ということに関心を持っていると思う。今回は、㈱りゅうぎん総合研究所を招き、今後の沖縄経済の動向について講演していただく。また、懇親会に参加される方同士、ぜひ交流を深めてほしい。本日の総会が、明日からの皆様の業績アップにつながる契機となることを期待している」と述べた。 続いて、昨年度の事業経過報告・会計報告及び今年度の事業計画案・予算案が審議され、いずれも可決・承認された。また、本年度は役員改選の年であったが、役員全員が留任となった。
続いて、来賓を代表して挨拶に立った古屋文明 日販代表取締役会長は、「沖縄日販会は昭和44年4月に設立され、全国の日販会の中でも歴史のある会である。歴代会長および古堅現会長、関係者の皆様のご尽力に感謝している。今期は、日販の中期経営計画『Change』の2年目となる。出版流通改革の主要テーマは、効率販売と需要の創出であり、書店の皆様には返品減少に取り組んでいただくことで業界コストを軽減し、そこから生まれた利益を書店に還元していく。売上の厳しい中、集客を行うための店頭イベントとして、前期より『祭』を実施している。11月からは『秋祭』を開催することで、来店客数および買上客数の増加を図り、年末商戦に勢いをつけ売上拡大への支援を行う。沖縄日販会には、今後も積極的な活動をお願いしたい」と述べた。
総会終了後は、「今後の沖縄経済の動向」と題して、㈱りゅうぎん総合研究所常務取締役の久高 豊氏による記念講演が行われた。久高氏は、アベノミクスと沖縄経済の関係について講演を行い、参加者にも大変好評であった。