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第29回北陸日販会総会を開催

北陸日販会(会長:京藤敏実 ひしだい書店代表)は6月12日、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢で第29回総会を開催し、会員書店はじめ、出版社、日販関係者あわせて78名が出席した。

冒頭、京藤会長が挨拶に立ち、「昨年は、3月11日に発生した東日本大震災の影響を鑑みて総会開催をやむなく自粛・無期延期することとなり、大変ご心配をおかけしました。今回は48社の出版社様に参加いただいています。昨今のご時勢では、出版社様が出張で北陸まで来てくださる機会も少なくなっておりますので、会員書店の皆様はこの機会に是非、出版社様とコミュニケーションを深めていただきたいと思います」と述べた。
続いて、昨年度の事業経過報告・会計報告及び今年度の事業計画案・予算案が審議され、いずれも可決・承認された。また、役員改選が行われ、各役員が再選された。

続いて、来賓を代表して挨拶に立った横山 淳 日販中部支社長は「弊社では、今期より中期経営計画『Change』がスタートしました。2015年までに、行き過ぎた委託制度を返品に制限のある制度に置き換え、書籍返品率25%を達成し、そこで得られたプロフィットを業界三者でシェアし、出版社様の収益アップと書店様のマージンアップをはかるというものです。とはいうものの、支社・支店営業部門のタスクは、あくまでも返品率25%の対極にある実売率75%の達成です。これを達成するために、書店様と一緒になって売っていくのだという強いマインドを持って、各種施策をご提案申し上げたいと思いますので、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。また、Honya Clubを中心としたCRM戦略ということで、ご来店のお客様に対してどのように店頭でリレーションをかけていくのか、中部支社の知恵を結集して進めて参りたいと思います。言うまでもなく、この業界には大変強いアゲインストの風が吹いているわけですが、千載一遇のチャンスとしてとらえ、更なる挑戦をしていきたいと強く思っています。そのためにも、本日お集まりの会員書店様と情報を共有させていただき、出版社様とともに三者一体となって、この業界改革を進めていきたいと考えております」と述べた。

総会終了後は、星野 渉 ㈱文化通信社 取締役編集長が「デジタル時代の書店」と題して記念講演を行った。前半では、ドイツの出版システムと、2025年のドイツ出版業界を予見した提言資料「55のテーゼ」について、後半は、デジタル化先進国アメリカの最新書店事情について紹介した。これからのリアル書店のあるべき姿に関しての提言もされており、会員書店からは「危機感とともに、リアル書店の強みを再認識できた」、出版社様からは「ローカリズムを追求する日販中部支社施策と合致している」などの評価を得た。

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