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第24回長野日販会総会を開催

長野日販会(会長:森田正利 森田書店代表取締役)は11月8日、長野市のホテル信濃路にて第24回総会を開催し、会員書店はじめ、出版社、日販関係者あわせて52名が出席した。

冒頭、挨拶に立った森田会長は、「世間では『アベノミクス効果で経済が上向いている』と話題になっているが、地方ではそれほど実感がないのが現状である。そのうえ、2014年4月からの消費税増税により、引き続き厳しい状況が続くと予想される。しかし、商売をやっている限り負けるわけにはいかない。出版社・日販・書店の三者が力を合わせて出版業界を盛り上げていく必要がある。今日は総会終了後に商談会を実施するが、こういった機会を最大限に活かし、苦しい中でもお互いが儲かる仕組みを考えていきたい」と述べた。 続いて、昨年度の事業経過報告・会計報告及び今年度の事業計画案・予算案が審議され、いずれも可決・承認された。また、畠山 実 ㈱シナノポリ執行役員部長の後任として、田原省吾 同社ビジネスユニット長が会計に就任した。

続いて、来賓を代表して挨拶に立った竹山隆也 日販取締役首都圏支社長は、「先日、『書店大商談会』が過去最大規模で開催された。業界一丸となって読者に商品提案を行う気運が高まっており、当社においても、皆さんと共に、新たな需要の開拓を進めていこうと考えている。10月30日発表の『長野県県内経済情勢』によれば、7〜9月期の個人消費は緩やかに持ち直しつつあるそうだ。当社のPOS売上動向でも、8月期は全国比+1ポイント、9月期は全国同様の実績が出ている。このトレンドに乗り、信越支店一同、前年比を上回る実績を残せるよう取り組んでいく所存である。買い上げ客数UPを目指す“祭”など、今後も店頭売上にこだわった営業活動を進めていく」と述べた。

総会終了後は、「大事なことはすべて立川談志に教わった」と題して、落語家の立川談慶氏による記念講演が行われた。談慶氏は、立川談志の弟子時代の学びを、笑い話・苦労話を交えて紹介した。また講演後には、一席目に笑い噺を、二席目では談志師匠の十八番である人情噺を披露した。

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