第22回　関西日販会出版博覧会（パンパク）開催

関西日販会（会長：長谷川政博 ㈱ダイハン書房代表取締役社長）は、9月12日、大阪市中央公会堂にて、書店152名、出展出版社143名、計295名出席のもと、第22回関西日販会出 版博覧会（パンパク）を開催した。

関西日販会は昨年6月、大阪日販会・京滋日販会・兵庫日販会が統合して発足したものである。関西日販会としては今年で3 回目の開催となり、今回も多数の参加者で賑わった。

今回の商談会には66社の出版社が出展し、各社がおすすめ商品について紹介する1分間の「得トーク」コーナーや商談会でアピールを行った。また、 日販や関連企業のお茶の水商事㈱も出展し、それぞれ、文具雑貨パッケージ「Sta×2」を中心とした開発商材の提案・PRとLEDレンタルの提案を行っ た。

あいさつに立った長谷川会長は、「パンパクも22回を迎えた。10年前に志のある出版社様と出会ったのがきっかけで、このように継続して開催できている。この絆を大事にして、これからも続けていきたい。本日も有意義な商談を進めていただきたい」と述べた。

恒例となった「得トーク」については、書店の商談時間を少しでも長く確保する狙いから、前回同様、事前に希望した出版社のみ先着40社に限定した。 舞台上の出版社担当者をスクリーンに映し、会場内のどこからでも見える演出は、好評につき今回も取り入れた。また、今回も参加書店に対しては当日までに各 社おすすめ商品の紹介冊子を配布し、事前の情報提供を行った。 さらに、新しい試みとして、各ブースで一般読者向けに各社一押し商品の紹介シーンを撮影。書店店頭の販促用DVDとして会員書店に提供する。

会の最後には、新しいメンバーも加わった総勢17名の「本や連」による恒例の南中ソーランの演舞が披露され、会場は大いに盛り上がった。 閉会まで各ブースでは熱心な商談会が行われ、盛況のうちに終了した。