第21回 関西日販会出版博覧会(パンパク)開催
関西日販会(会長:長谷川政博 株式会社ダイハン書房 代表取締役社長)は、4月18日、大阪市中央公会堂にて、書店179名、出展出版社158名、計337名出席のもと、第21回関西日販会出版博覧会(パンパク)を開催した。 昨年、大阪日販会、京滋日販会、兵庫日販会が統合して発足した関西日販会としては、昨年9月の開催以来2回目となり、今回も多数の参加者で賑わった。
今回は72社の出版社が出展し、各社がおすすめ商品について紹介する1分間の「得トーク」コーナーや商談会でアピールを行った。また、日販からは1ブースが出展し、文具パッケージ「Sta×2」を中心とした開発商材の提案やPRを行った。 会の冒頭であいさつに立った長谷川会長は、「お陰様でパンパクも21回を迎えた。限られた開催時間の中で、参加書店が各ブースでの時間をゆっくり取って商談に集中できるようにした。せっかくの機会なので、より有意義な商談を進めてほしい。また、出版社様には今話題の“村上春樹”に続く作品をご提供いただけるよう、今後ともご協力をお願いしたい」と述べた。
恒例となった「得トーク」については、書店の商談時間を少しでも長く確保するため、今回は事前に希望した出版社先着40社に限定。舞台上の出版社担当者をスクリーンに映し、前回同様に会場内のどこからでも見える演出を行った。また、「得トーク」の時間内は、各ブースでの個別の商談を控え、会場全体で「得トーク」に参加できるよう運営を変更した。 新しい試みとして、参加書店に対しては当日までに各社おすすめ商品の紹介冊子を配布して、事前に情報を提供した。さらに、出展社のおすすめ商品の見本を1か所に集め、注文書と共に見本コーナーに配置し、受注促進を図った。
最後に総勢16名の「本や連」による南中ソーランの演舞が披露され、会場は大いに盛り上がった。 17時の閉会まで、各ブースにて熱心な商談会が行われ、盛況のうちに第21回関西日販会出版博覧会(パンパク)は終了した。