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本と遊ぼうこどもワールド 2015優良児童図書展示会山形会場開催

 日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、8月7日(金)から9日(日)まで、山形県山形市の山形ビッグウイングにて「本と遊ぼうこどもワールド 2015優良児童図書展示会」を開催した。

 会場には、年齢別ブックガイド「いくつのえほんコーナー」を始めとして、「戦後70年コーナー」、「YBC(山形放送)指定図書コーナー」等が設置された。また、日替わりで、柏野和佳子先生、スギヤマカナヨ先生、いしかわこうじ先生によるイベントや「クラフト体験」「缶バッジづくり」「とびだすカードづくり」などのワークショップ、クイズラリー、キャラクター撮影会、バルーンアート等のイベントも実施し、連日、会場は多くの親子連れで賑わった。入場者数は、3日間合計で4,649名となった。

 7日のオープニングセレモニーで挨拶に立った吉川 英作 日販専務取締役は、「『本と遊ぼうこどもワールド』が山形へ10年ぶりに帰ってきました。37回目となりますが、皆さんと本との出会いのために、これからも続けたいと思います。先ごろ、芥川賞を受賞されたお笑い芸人の又吉さんは、子どもの頃から本が大好きで、3,000冊くらい読まれているそうです。来場されたお子さまたちの中から、ここで出会った本をきっかけに又吉さんのような作家になる人が出てくるのを楽しみにしております」と述べた
 続いて共催の日本児童図書出版協会を代表して、森 武文 株式会社講談社専務取締役が挨拶に立ち、「ご協賛・ご後援いただいた皆様のご支援により、初日を迎えることができました。私共講談社も『本とあそぼう全国訪問おはなし隊』というものを組織し、読み聞かせを実施しております。ひとりでも多く、本好きに、活字大好きな大人になって欲しい、という想いからです。最初から、本や読書がキライ、という子どもはおりません。いかに良い本と子どもの頃に出会えるか、だと思っております。皆様にとって有意義な展示会となることを祈念いたします」と述べた
 続いて山形県および山形市への図書の贈呈が行われ、その後、板垣 裕治 山形県立図書館館長、金子 亮子 山形市児童遊戯施設べにっこひろば園長、五十嵐 太右衛門 八文字屋代表取締役社長、森 武文 講談社専務取締役、来場児童代表の小学生2名、日販 吉川専務の7名によるテープカットが行われ、開幕した。

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