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本と遊ぼうこどもワールド 2014優良児童図書展示会 名古屋会場開催

 日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:平林 彰 略称:日販)は、8月2日(土)から4日(月)まで、名古屋市公会堂にて「本と遊ぼうこどもワールド 2014優良児童図書展示会」を開催した。名古屋会場は1979年から連続36回目の開催となる。

  2日(土)のオープニングセレモニーで挨拶に立った安西 浩和 日販専務取締役は「名古屋会場での開催は今回で36回目となる。このような長きに渡り開催できるのも出版社様・書店様のご協力があってこそであり、改めて感謝の言葉を申し上げたい。また、本が大好きなお子様達や、本の大切さ・必要性をご理解くださり、それをお子様方に繋いでいこうとお考えの保護者様など多くの方々のご支持によって成り立っているものだとも考えている。本日も朝早くから多くの方々にお越しいただき、とても感動している。日販としてもこれからも長く続けられるように頑張っていきたい。
今回のサブテーマは、『ドキドキ、わくわくをさがしにいこう!』なので、皆様にもドキドキするもの、わくわくできるようなものを探していただきたい。泣いたり、笑ったり、怒ったり、感動したりと、会場内には様々な本があるので、是非とも心の幅が広がるような良い一冊に出会って、楽しい一日にしていただきたい」と述べた。
  続いて、共催の日本児童図書出版協会を代表して挨拶に立った田中 正美 株式会社童心社代表取締役社長は、「保護者の方に、子供にどんな本を読ませたら良いかとよく聞かれる。これは、小さい時に良い本に出会えることや、本とどれだけ親しめるかということが、お子様の一生を左右すると考えておられるがゆえのご相談だろうと思っている。この会場には、皆様に読んでいただきたい素晴らしい本が展示され、様々なイベントも用意されている。是非、多くのお子様達に会場内の本を手に取って楽しんでいただきたい」と述べた。
  続いて児童福祉施設へ図書の贈呈が行われ、その後、東海日販会世話人代表の宮川 源 鎌倉文庫代表取締役社長、日本児童図書出版協会より田中 正美 株式会社童心社代表取締役社長、来場者を代表して園児4名、安西日販専務によるテープカットが行われ、開場となった。
今回のサブテーマは「ドキドキ、わくわくをさがしにいこう!」とし、会場中央に大木のモニュメントや観葉植物を設置したり、会場正面奥に読み聞かせ会場である「読み聞かせの森」を設置したりすることで「冒険の場」を演出した。
 展示会場では「東海道新幹線開業50周年記念」コーナーや、自由研究コーナーを設置するなど、来場者に児童書の魅力を様々な形で伝えられるような会場作り・商品陳列を行った。また、今回も出版社ブースを設置し、それぞれのブースが特色ある商品陳列を展開した。
主要イベントの他には、「読み聞かせの森」でJPIC(一般社団法人出版文化産業振興財団)読書アドバイザーや新人作家たかはしなおこさん、童心社、地元の平田小学校読み聞かせクラブによる読み聞かせ会や、UtaRiteさんによる「童謡アレンジ うたものがたり 読み語り」が行われた。加えて各出版社の協力により、小学館「図鑑NEO工作」、学研「図鑑Live工作」、ひかりのくに「おえかき!うつしえ!レッスン!」、あかね書房「トリックアート」のイベントも行われ、多くの参加者で賑わった。

主要イベント・講演会は以下の通り。

8月2日(土) 
名古屋会場では恒例となる、蟹江篤子さんの「読み聞かせトークライブ」を開催。人気ラジオパーソナリティーならではの絶妙な語り口で、楽しいお話と絵本の読み聞かせが行われた。中でも『ロボットとあおいことり』(偕成社)は、蟹江さんがリハーサルの段階で涙ぐむ場面もあった本であり、当日の読み聞かせでは特に保護者の方が真剣に聞き入っている姿が目立った。

8月3日(日)
平田昌広さんと平田景さんによる「メオトよみ絵本ライブとサイン会」を開催。絶妙な夫婦の掛け合いが終始参加者の笑いを誘い、絵本ライブ終了後のサイン会では長い行列ができるなど、好評のイベントとなった。
また、深谷圭助先生の「親子いっしょに辞書引き学習を体験しよう」を午後より開催し、先生が辞書の引き方をやさしく指南した。例年通り、事前の問い合わせも多い人気イベントとして定着している。熱心に辞書引き学習を体験する親子連れで、会場内は真剣なムードに包まれた。

8月4日(月)
広瀬克也さんの読み聞かせ&ワークショップ「親子いっしょにおばけのお面をつくろう!」
を2回開催。白紙のうちわにクレヨンやペンを使用して思い思いのおばけや妖怪を描き、様々な飾り付けを施すことで、参加者全員が賑やかなうちわのお面を作成。参加者は喜んでお面を持ち帰り、満足度の高いイベントとなった。

尚、名古屋会場の来場者数は3日間で4,403人となった。

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