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本と遊ぼうこどもワールド 2012優良児童図書展示会 岩手会場開催

日販は、7月14日(土)から16日(月)まで、岩手県岩手郡滝沢村の岩手産業文化センター アピオにて「本と遊ぼうこどもワールド 2012優良児童図書展示会」を開催した。

14日のオープニングセレモニーであいさつに立った加藤哲朗 日販専務取締役は「本日は、ご来場いただき、誠にありがとうございます。まず、東日本大震災から1年5か月、お亡くなりになられた方のご冥福と未だ行方がわからない方々の消息が1日も早く判明することを心よりお祈り申し上げます。そして今なお不自由な避難生活を余儀なくされていらっしゃる多くの方々に、改めてお見舞い申し上げると共に、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。この展示会は各県で開催し、有難くも34年間続いており、岩手県での開催は、2001年以来2回目となります。昨年の震災をうけて、改めて本の良さ・素晴らしさというものが見直されております。昨今、いじめなどの児童に関する悲しい事件が多くなっております。今は情報が多く、様々な情報に翻弄され、自分で判断ができない子どもが多いのではないかと考えております。本を読むこと、親が読んで聞かせてあげることで、心を育てることが大切であると思っております。そういった意味でも、今回の児童図書展示会で是非、本を手にとって頂いて、お子様と一緒に読んでいってほしいと思っております。また、時間の許す限り、イベントも楽しんで頂ければと思います」と述べた。

続いて共催の日本児童図書出版協会を代表してあいさつに立った、小峰紀雄 株式会社小峰書店代表取締役社長は、「日本児童図書出版協会では、現在46社の子どもの本を作る出版社が集まり、60年来子どもにとってよい本を作り、より多くの児童に読んでもらいたいという願いのもと活動を続けております。昨年の大震災・原発事故をはじめ、子どもたちには苦しい状況は続いておりますが、元気良く育ってほしいと願っております。今回の児童図書展示会では、普段なかなか見られない本もありますので、是非手にとって読んで頂き、たくさんのお友達に伝えてほしいと思っております。また、読書推進運動協議会では、本を読み薦めようと運動を続けております。日本では、読書水準が大きく上がる時代が過去2回ありました。一つは関東大震災後、復興と共に図書文化の普及が進められました。もう一つは、戦後間もない昭和21年。この年より、現在と同じような読書運動が始まりました。今が第三の時代であると考えております。今回の震災でも子ども達の読書意欲が上がると良いと感じております。昨日、主催者でもある、さわや書店さんへ足を運びましたが、読書運動が盛んで日本有数であると感じました。岩手県は宮沢賢治を始め著名な作家も多く、民話が数多く伝わっている地域であり、日本でも最有数の文化地域であると感じております。今後とも是非力を併せて、読書運動を推進していければと考えております」と述べた。

続いて岩手県および滝沢村への図書の贈呈が行われ、その後、西村文彦 岩手県教育委員会事務局生涯学習課総括課長、盛川通正 滝沢村教育委員会教育長、日本児童図書出版協会 小峰紀雄氏 、赤澤桂一郎 さわや書店代表取締役社長、新聞コンクール入賞者代表として小学生2名、幼稚園代表として1名 、日販 加藤専務の8名によるテープカットが行われ、開場となった。  会場には、東北の「郷土の本コーナー」を始めとして、「第58回全国課題図書コーナー」、「岩手県読書感想コンクールコーナー」が設置されたほか、「赤ちゃんがはじめて出会う本ファーストブックコーナー」、「大型絵本コーナー」、「さわや書店推薦図書コーナー」などに関心が集まった。

その他のイベントは以下の通り。

7月14日(土)
村上八千世先生による「便育のすすめ」の講演会・サイン会を開催。「便育のすすめ」では、「食育」の重要性が、子どもたちとコミュニケーションを取りながら解かりやすく説明された。講演会の最後には、「うんこダスマン」体操を全員で行った。

7月15日(日)
大日本絵画の高木氏による「飛びだす絵本を作ろう」コーナーの反響が大きく、2日目以降は、実施回数を3回から5回へ増やした。 IGRいわて銀河鉄道株式会社の協賛を受け、「IGR銀河鉄道ミニ乗車会」を無料にて開催、お客様に非常に好評だった。また、飛び入り参加でサトシン先生が来場、即席のサイン会を開催した。展示商品全てにサインをして頂き、完売となった。

7月16日(月)
原ゆたか先生のサイン会を開催、朝の段階で100名の定員に達した。サイン会は午後1時から始まり、終了した時間は午後6時。長時間待ったお客様も、笑顔で帰られた。

そのほか期間中、「ことせ音読教室による読み聞かせ&ミニ音読教室」、「滝沢村ボランティアサークルこだま」による読み聞かせ会が開催され、いずれも来場者に好評だった。また、スタッフによる「バルーンアートであそぼう!コーナー」では会場内に行列ができるほどの盛況となり、着ぐるみ写真撮影会では、多くの子どもたちがキャラクターと握手をして大喜びであった。 来場者からは「普段こんなにたくさんの本に触れ会える機会がないので、大変よかった」という声や、「また是非開催して欲しい」という声が上がった。岩手会場の来場者数は3日間で6,303名となった。                  

■本件に関するお問い合わせ 日本出版販売株式会社 経営戦略室広報課 担当:丸、柴田
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