日販POS「NP」の機能を拡張し有隣堂全店に導入
日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、以下日販)は、日販の新型POSレジシステム「NP」において、株式会社有隣堂(本社:横浜市中区伊勢佐木町、代表取締役:松信 裕、以下有隣堂)向けの機能追加を行い、この度、有隣堂チェーン全店に導入することとなりました。
日販が2012年11月に発売した「NP」は、通常のレジ業務はもちろん、書店業務に即した数々の機能を持つと共に、JANコード商品の管理等、新しい機能も搭載しており、現在、全国230書店に360台導入されています。
この「NP」に有隣堂向けに独自のカスタマイズを行い、3月のルミネ町田店を皮切りに、横浜駅西口店、ヨドバシAKIBA店など、6月末までに有隣堂チェーン全店に導入します。
有隣堂は日販の「NP」採用により、以下のメリットが生まれます。
①日販が「NP」導入店向けに提供するサービスを、追加投資することなく利用でき、 店頭サービスを更に拡大させられる
②POSレジの保守やサポートの運用を全て日販に委託することで、業務負荷を軽減できる
③POSレジの開発投資や運用コストを抑制できる
一方、日販においては「NP」の機能として開発したことで、以下のメリットがあります。
①有隣堂向けに追加した機能を「NP」の標準機能として組み込むことにより、 取引書店へのサービスを更に向上させることができる
②有隣堂向けに採用した省スペース型ハードウェアを、新たなラインナップとして 取引書店へ提案することができる
日販は有隣堂への導入実績を活かし、年内に1,000店舗、1,300台の「NP」を導入することを目指しています。 また、現在日販POSを利用している書店については、無償で「NP」ソフトへのバージョンアップを行っています。
今後、日販は「NP」の導入促進によって、さらなる書店オペレーションの簡素化・店頭業務の省力化を支援してまいります。