日販労組「読書推進キャンペーン」実施

日本出版販売労働組合（委員長　土本知英、以下日販労組）は、10月27日から第66回読書週間にあわせ「読書推進キャンペーン」を本年度も実施する。

このキャンペーンは、業界内外への読書推進と「読書週間」の普及・啓蒙を図ることを目的として1982年に活動をスタートし、以来毎年欠かさず「読書週間」に実施されており、今年で31回目を数える。 キャンペーンは、読書週間のスタートとなる10月27日から、日販本社前の御茶ノ水駅を始めとして、全国の組合員が参加し、北海道から九州まで全国主要駅頭など20か所にて展開する。 今年は、日販労組独自に製作した「読書週間」をPRするリーフレットとしおりを挟み込んだクリアファイル１万５千枚を配布し、広く一般読者に対し読書に興味を持ってもらう狙い。出版業界の一員として、読書推進活動に貢献するべく内容や実施方法に工夫を重ね、活動を続けている。

日販労組では、日販主催の夏の児童図書展示会における、福祉施設への図書寄贈や、クリスマスの図書寄贈・児童養護施設やデイケアサービス施設での読み聞かせ活動などと共に、多くの組合員が参加する重要な社会貢献活動のひとつと位置づけており、今後も継続していく。