日販「WIN+」書店向け機能拡充 〜読者の消費行動をもっと詳しく Honya Clubが提案する新しいマーケティング分析〜

日本出版販売株式会社（略称：日販、本社：東京都千代田区、代表取締役社長：古屋文明）はこの度、「WIN+」に大幅な機能追加を行いました。

「WIN+」は、CRMプログラム「Honya Club」の顧客・購買履歴分析システムで、銘柄ごとの購入者を性別・年代別に確認できる「クラスタ分析」、特定銘柄の購入者が他にどんな銘柄を購入しているか確認できる「数珠つなぎ分析」、性別・年代別・ジャンル別の「ランキング分析」等の機能を搭載しています。2008年9月の販売開始以降、分析対象となる購買履歴データ数は178百万レコードを突破しています（10月31日現在）。

今回、従来の出版社の編集・宣伝・広告・販促を支援するマーケティング分析メニューに加え、売場作りや顧客囲い込み施策、販売促進等の書店店頭における施策を支援する機能を中心に充実させたことで、出版業界の川上から川下までの全ての流通段階でご利用頂けるマーケティングツールとなりました。 新機能としては、書店が利用できる機能として、購入金額帯別の会員の購買動向を分析できる「会員ランク分析」、自店の購買履歴を活用したランキングやクラスタPOPを簡易に出力できる「POPがポン」、会員属性や購買履歴等を切り口にして販促対象者を自由にアレンジして抽出できる「会員番号抽出」、 自店の会員動向や売上占有率など各種実績を把握できる「完全攻略ガイド」を搭載。店舗ごとの客層に合った分析・提案ができるようになりました。また、書店・出版社共に利用できる機能として、著者同士の客層比較や特定著者の購入者が他にどんな著者を購入しているか確認できる「著訳者数珠つなぎ分析」「著訳者クラスタ比較分析」を搭載。新たな著者の発掘や棚作りに生かせる機能となっています。

日販の「Honya Club」は、ポイントプログラムを活用して書店向けにCRMソリューションを提案するもので、2006年6月のリリース以来、加盟書店は338店まで拡大し、会員も500万人を突破するなど、多くのご愛顧をいただいています。2012年10月より全国約1,700書店で実施している「ほんらぶ」プロモーションと合わせ、引き続きHonya Club加盟店価値の最大化に努めてまいります。