日販「NOCS9000」をリニューアル、「NOCS7」をスタート
日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、以下日販)は、現在およそ3,200店で利用されている書店向けオンラインシステム「NOCS9000」について、この度、サービス名称を「NOCS7」に改めて、リニューアル稼働しました。
「NOCS7」は、「NOCS(Nippan Online Communication System)」シリーズの7代目にあたることより名付けられました。「NOCS」の原点に回帰し、出版業界におけるコミュニケーションの中核を担うサービスとして進化させることをコンセプトに開発されました。 新サービスの第一弾として、「コミュニケーションパーク」を稼働しました。「コミュニケーションパーク」は、「NOCS7」のトップページを日販から書店への情報発信スペースとして活用し、さまざまな情報を届けるものです。 たとえば、書店宛に従来FAX送信していた「注文書」や、営業担当者経由で書店に届けていた「売場計画情報(MD計画書)」、書店からの要望が高かった「パブリシティ情報」「POP」「重要銘柄の発売延期のお知らせ」等を掲載しています。書店はこれらの情報を店頭の売場作りに活かすことで、店頭活性化・来店客の購買増加を図れます。また、従来FAXで届いていた情報を「NOCS7」のオンライン画面で確認できるため、FAXの通信費や用紙代の削減にもつながります。
今後、日販は出版流通改革の実現・店頭業務の省力化・読者へのアプローチ等をコンセプトに、「NOCS7」にさまざまなサービスを搭載してまいります。