日販　出版流通学院 第23期「店長・本部マネージャーセミナー」修了式開催

日販 出版流通学院（理事長：古屋文明、学院長：吉川英作）は2月22日、日販王子流通センター（東京都北区）において、第23期出版流通学院「店長・本部マネージャーセミナー」修了式を開催した。今回の第23期は、全国の書店等から店長他33名が修了し、同学院の卒業生は累計で832名となった。

同セミナーは昨年7月に開講し、受講生は、全5回延べ15日間にわたって、合宿などを交え、クリティカルシンキング・マーケティング・店舗運営力・マネジメント・店舗財務・労務管理など体系的な講義を受講してきた。 最終日となる講座は、王子流通センターの概要説明の後、センター内の入荷から出荷までの各工程の見学や、日販社内講師によるCRMを活用した店頭プロモーション戦略の講義を加え、多彩な内容となった。 吉川英作学院長（日販専務取締役）は修了式のあいさつの中で「この出版流通学院は、実践的ですぐに役立つ講座となっています。修了にあたり、皆さ んに3つお願いしたいことがあります。1つめは長期にわたって参加させてもらった会社に感謝し、企業の業績向上のために貢献する。2つめは、志を高く持ち 続ける。3つめは、研修を通じて築いたヒューマンネットワークを基に、出版業界にこだわり出版業界を盛り上げていって欲しいということです」と述べた。 その後、吉川学院長から一人ひとりに修了証書が手渡され、受講生それぞれが学習の成果、今後の目標など決意表明を行った。最後に事務局を代表し、 露木洋一 日販営業推進室長が「今講座は盛りだくさんの内容でした。是非振り返りをして、それぞれの会社に戻られ、この講座で得た事を職場の方とシェアし、仕事に役立ててください」と祝し、修了式を終えた。