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「日販オートマチックセール実用書ブックフェスタ2013」を開催

日販は「日販オートマチックセール実用書ブックフェスタ2013」を2月7〜8日、静岡県熱海市の「熱海後楽園ホテル」で開催し、書店、協賛出版社、日販関係者など、あわせて160名が参加した。

今年度からオートマチックセールは従来のセット送品に代えて、「シーズン・ブック・チョイス」と称して、出版社が提案したタイムリーな銘柄について、書店が注文を行うという方式に変更している。 これを受けて従来の記念研修会についても形を変え、「日販オートマチックセール実用書ブックフェスタ2013」として、出版社ごとの展示スペースを設け、2日間にわたって書店と十分にコミュニケーションをとりながら、商談ができる場とした。

懇親会であいさつに立った古屋文明 日販代表取締役社長は「昭和39年に日販創立15周年を記念して、オートマチックセールはスタートした。当時は商品の流通も今のように十分ではなく、書店 店頭を充実させるために季節に見合った実用書を自動的にセット送品したのが始まりである。昨今、このセット送品と店頭の状況がマッチしなくなったこともあ り、毎年少しずつ送品内容を変えてきていたが、今年度からは書店に注文をしてもらう『シーズン・ブック・チョイス』とし、研修会も商談を中心としたものに 変えた。日販POSデータによると、昨年4月から12月の書籍の売上は対前年△6.9%と厳しいものになっているが、実用書はダイエットや健康関連でヒッ ト商品が出ている。12%を超えるシェアがあり、大切なジャンルであるので、今後とも丁寧に売っていきたい。業界三者が一堂に会するこのような機会を大切 にして、連携を深めていただきたい」と述べた。 続いて、出席書店を代表してあいさつに立った高井昌史 株式会社紀伊國屋書店代表取締役社長は「オートマチックセールは47年も継続しているが、これは大変なことである。紀伊國屋書店では実用書のシェアは 13%くらいであるが、これをもっと伸ばして20%くらいにしてもいいのではないか。元気のある出版社のみなさんと売場作りをしていきたい。消費を伸ばす 本を作っていくのは出版社の仕事で、いい本が出なければ、われわれ書店はどうしようもない。また、日販にきちんと届けてもらわないと、われわれは成り立た ない。この2日間、コミュニケーションを深めて楽しく過ごしていただいて、こういう会があるから将来も大丈夫だと言える起爆剤にしてほしい。また実用書だ けではなく、他のジャンルでも行ってもらうと、売り伸ばしに繋がっていくのではないかと思う」と述べた。 さらに協賛出版社を代表して、池田豊 池田書店代表取締役社長が「“オートマチック”とは一般的には自動的・機械的という意味だが、必然的・当然という意味もある。47回目からスタイルは変 わったが、店頭を活性化させる実用書をきちんと出版、流通させていこうというのがコンセプトである。“オートマ”が機械的ではなく、必然的なものだという 思いで、これからもやっていきたい」とあいさつして乾杯の音頭をとり、歓談に入った。

出版社の展示スペースにおいては、20社以上と商談した書店に記念品を渡すスタンプラリーや、出版社抽選会なども行われ、2日間とも大勢の参加があった。 従来の研修会から形を変えた初めての試みであったが、「充実した商談の機会が持てた」と参加者にはおおむね好評であった。

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