第23回　関西日販会出版博覧会（パンパク）開催

関西日販会（会長：長谷川政博　株式会社ダイハン書房代表取締役社長）は、4月17日に大阪市中央公会堂で書店174名、出展出版社163 名、計337名出席のもと、第23回関西日販会出版博覧会（パンパク）を開催し、今回も多数の参加者で賑わった。

今回の商談会には、これまでで最も多くの72社の出版社が出展し、各社がおすすめ商品を1分間で紹介する「得トーク」コーナーや商談会で、アピールを行った。

あいさつに立った長谷川会長は「パンパクも23回目を迎えた。今回の「得トーク」はコンクール形式にした。会員の皆様がトークを聞いて、良いと思った出版社に投票してもらいたい。投票の結果、上位に選ばれた出版社の商品については、関西日販会として取り上げ、販促を強化していきたい。本日も有意義な商談をすすめてほしい」と述べた。

恒例の「得トーク」は名称を「得トークバトル」に変更し、出版社毎に１分間でおすすめの１作品をプレゼンしていただく方式とした。会員書店にはその中で「熱い想いが伝わり、最も作品を展開したくなった出版社」に票を投じてもらい、得票数の多い出版社の商品は、関西日販会として販促を行っていく。今回は45社のエントリーがあり、参加書店に対しては事前に各社おすすめ商品の紹介冊子を配布し、情報提供を行っていた。各ブースでは、一般読者向けに各社おすすめ商品の紹介シーンを撮影する「パンパクブースからこんにちは！」を前回に引き続き実施した。撮影したデータは書店店頭の販促用として、ＤＶＤにして会員書店に提供する。さらに、会場内で商談により5万円以上の注文をすると、受注金額の1％をポイントとして換算し、書店備品などと交換できる関西日販会会員の限定特典をもうけ、受注増に貢献した。

また会場を盛り上げるため、総勢14名の「本や連」による演舞「よっちょれ」が披露され、「パンパク」らしい賑やかな会となった。閉会まで各ブースでは熱心な商談会が行われ、盛況のうちに閉会した。

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