NIPPAN 日本出版株式会社

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出版業界の現状

業界の市場(販売額)

今、出版業界は大きな変化の時期にあります。書籍や雑誌等、紙の出版物の販売額は、再販制度委託制度に支えられ、1900年代後半まで順調に発展を遂げてきました。
しかし、ピークの1996年を過ぎると紙の出版物の売上は減少し続け、特に雑誌の売上の落ち込みは業界の大きな課題となっています。市場の縮小に伴い、出版社や書店の数も年々減少しています。
この厳しい状況を食い止めるべく、日販は出版社・書店と共に様々な施策に取り組んでいます。

出版物の推定販売額推移

出典:2016年版 出版指標年報

出版物の販売額推移
出版物の販売額推移

書店の総店舗数推移

出典:2016年版 出版指標年報

書店の総店舗数推移
書店の総店舗数推移

雑誌・書籍の推定販売額と返品率推移

出典:2016年版 出版指標年報

雑誌・書籍の販売額と返品率推移
雑誌・書籍の販売額と返品率推移

雑誌販売額(億円)

書籍販売額(億円)

書籍返品率

業界全体で返品を削減する時代へ

厳しい市場が続く中、委託制度による返品の多さが問題になってきています。返品ができることで、書店は多様な出版物を扱えますが、発送や返送、その後の廃棄や在庫といった一連の活動にコストが生じてしまうためです。
現状では、書店に送品した出版物のうち、約4割が出版社へ返品されています。
出版物の売上が減少している今、出版社・取次会社・書店が一体となって、返品を減らしコストを削減することが求められています。

本を取り巻く環境の変化

インターネット書店

時間と場所を選ばすに商品が購入できるEC市場は、ライフスタイルの多様化に合わせ、年々拡大しています。出版物についても、書店やコンビニエンスストアでなく、ネット書店で購入する読者が増えてきました。
日販では、Honya Club.comというネット書店を運営し読者との接点を作っているほか、他社ネット書店の流通拠点へ向けた商品の発送も行っています。

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電子書籍

21世紀に入り、日本での電子書籍市場は拡大し続けています。電子書籍は紙の書籍に対する脅威と考えられがちですが、実際はその手軽さから、新たな読者を呼び込む一面も持っています。
日販では、リアル書店が電子書籍を販売する為の支援システムを開発・提供したり、大学通信学部向けのテキスト電子化・配信のための版権交渉など、電子書籍に関する事業にも積極的に取り組んでいます。

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