北京書錦縁、中国での『くもんの幼児ドリル』シリーズ累計発行部数が100万部を突破！

　日本出版販売株式会社（代表取締役社長：平林 彰、略称：日販）の中国現地法人である北京書錦縁諮詢有限公司（略称：北京書錦縁）が刊行する『くもんの幼児ドリル』シリーズの中国語簡体字版が、今年7月に累計発行部数100万部を突破しました。

◆『くもんの幼児ドリル』シリーズ
　株式会社くもん出版（代表取締役社長：志村 直人）が国内で刊行する『くもんの幼児ドリル』シリーズは、2017年に発売40周年を迎え、日本の子どもたちにとっては、すでにお馴染みのシリーズとなっています。北京書錦縁では、2013年5月にそのシリーズの中から9作品を中国語簡体字に翻訳し、中国で出版しました。それを契機に現在まで40作品を刊行し、2017年末までには、さらに16作品を発売する予定になっています。

◆シリーズ好調の背景
　現在、中国の書籍市場はネット書店での販売が中心となっています。販売を担当するパートナー会社の北京書中縁図書有限公司（略称：北京書中縁）が、中国のネット通販会社最大手であるアリババ傘下のネットショップ内に書店を開設し、販売を促進した結果、多くの中国人ユーザーに『くもんの幼児ドリル』シリーズを認知していただくことができました。
　さらに、リアル及びネット書店での特設販売や、第三の書籍販売ルートとして注目されている、無料インスタントメッセンジャーアプリ「微信（ウィーチャット）」などで販売チャンネルを拡大させた結果、『くもんの幼児ドリル』シリーズが、発売から4年で累計発行部数100万部を超えるベストセラーとなりました。一部作品は第13版にまで達しています。
　さらに今月からは、くもん出版発行のジグソーパズルと文具の販売も中国にて開始し、幼児ドリルとの相乗効果をもって中国市場での販売拡大を進めていきます。

◆北京書錦縁諮詢有限公司
　日販と北京書中縁の合弁会社として2004年に設立され、日本書籍の中国語簡体字版を製作・刊行する編集プロダクションとして、現在まで1,000作品以上を製作しています。版権取引は日販の関連会社である日販アイ・ピー・エス株式会社（代表取締役：牛山 修一）が仲介し、権利者が安心して中国での出版を許諾できる環境となっております。北京書錦縁は、実用書と児童書、小説などを中心に、隆盛を極める中国ネット市場でのチャンネルを更に開拓し、日本書籍の更なる中国市場での販売拡大を目指しています。

■本件に関するお問い合わせ
北京書錦縁諮詢有限公司　担当：丸田
E-mail:maruta_k@nippan.co.jp
　　
日販アイ・ピー・エス株式会社　事業開発部　担当： 井上、玄
TEL:03-5802-1856　FAX:03-5802-1891
E-mail:foreignrights2@nippan-ips.co.jp