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「日販実用書ブックフェスタ サミット2017」を開催

 日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、3月2日、「日販実用書ブックフェスタ サミット2017 」を神奈川県横浜市「新横浜プリンスホテル」で開催し、書店、協賛出版社、日販関係者など、あわせて150名が参加しました。

 展示商談会では、出版社ごとの展示スペースを設け、参加書店と協賛出版社とが新刊や話題の商品について商談を行いました。また、第4回実用書ブックフェスタ大賞エントリー商品や、現在取り組んでいる出版社横断型非再販本フェア「いま、買っ得ッ!!フェア」商品を展示するなど、実用書売上アップのための様々な取組を紹介しました。

 また、各協賛出版社が勧める「イチオシの1冊」に対して、参加書店が最も売りたい本を投票して決める「第4回実用書ブックフェスタ大賞」の発表を行いました。投票の結果、大賞・準大賞に選ばれた下記の商品については、3月から店頭での拡販に取り組みます。

≪第4回実用書ブックフェスタ大賞≫ 
〇大賞『世界一やさしい!栄養素図鑑』(新星出版社)
〇準大賞『白崎茶会のあたらしいおやつ』(マガジンハウス)
〇準大賞『藤井恵さんの体にいいごはん献立』(学研プラス)

 協賛出版社を代表して冨永 裕之 株式会社新星出版社専務取締役は、「実用書は、書籍の中でも14%を超えるシェアを持ち、テレビなどで話題となってブレイクする可能性の高いジャンルです。日販が推進している第三商材などとも親和性の高い商品がありますので、ぜひ協賛出版社29社の応援をしていただきたいと思います」と挨拶を述べました。

 懇親会の乾杯の挨拶では、参加書店を代表して高井 昌史 株式会社紀伊國屋書店代表取締役会長兼社長が、「1年に1回のこの会をとても楽しみにしており、何十回もずっと続けていただきたいと思っています。全国の書店様には是非、この29社の本をネットではなく書店で買いたくなるような売場の雰囲気を作っていただき、また出版社の皆様には良い商品をどんどん出していただいて、世界的なベストセラーが出ることを願っています。業界は輸送、物流など様々な問題を抱えています。皆でこの難局を乗り越え、本屋がよくなるような形を作っていければと思います」と述べて乾杯の音頭をとり、歓談に入りました。

 今回の大賞受賞作品『世界一やさしい!栄養素図鑑』を監修した牧野 直子氏は、「この本は漫画がついており、一般の方にも栄養について広く楽しんでいただけると思います。この本で、毎日の食事を美味しく、そして楽しく食べるためのお手伝いができればと思っています」と受賞の喜びを語りました。

 懇親会の最後に挨拶に立った平林 彰日販代表取締役社長は、「実用書ブックフェスタは、オートマチック実用書ブックフェスタから、形を変えながら50回を超える会となりました。今日ご参加の各書店様には、協賛出版社様29社の実用書を、他の書店様よりもたくさん売っていただきたいと思います。是非明日から平台と棚をもう一度ご確認いただいて、この29社の本をきちんと並べるところからお願いしたいと思います」と述べ、会を締めくくりました。

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 秘書室秘書グループ広報チーム 担当:小野、吉田
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