• ニュースリリース

「日販実用書ブックフェスタ サミット2018」を開催

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、2月26日、「日販実用書ブックフェスタ サミット2018」を神奈川県小田原市「ヒルトン小田原リゾート&スパ」で開催し、書店・協賛出版社・日販関係者など、あわせて約160名が参加しました。

 今回のサミットでの展示商談会では、協賛出版社ごとの展示スペースを設け、その出版社と参加書店が新刊や話題の商品について商談を行いました。
 合わせて、各協賛出版社が勧める「イチオシの1冊」に対して、参加書店が最も売りたい本を投票して決める「第4回実用書ブックフェスタ大賞」の販売コンクール総合第1位の有隣堂ルミネ横浜店の表彰と、「第5回実用書ブックフェスタ大賞」の発表を行いました。投票の結果、大賞・準大賞に選ばれた下記の商品については、3月から書店店頭での拡販に取り組みます。

≪第5回実用書ブックフェスタ大賞≫ 
〇大賞『みそ汁はおかずです』(学研プラス)
〇準大賞『羽生善治のこども詰将棋入門』(池田書店)
〇準大賞『きのう、きょう、あした。』(主婦と生活社)
〇準大賞『へたおやつ 小麦粉を使わない白崎茶会のはじめてレシピ』(マガジンハウス)

 また、今年度からの新企画として「パートナーシップ大賞」を設けました。この賞は、実用書ブックフェスタ協賛出版社のうち、参加書店全体で最も売上金額を伸ばした出版社を表彰するもので、昨年のサミットの際に、書店より出版社を表彰したいとの発案をいただき、実現した企画です。

≪第1回パートナーシップ大賞≫ 
〇世界文化社

 協賛出版社を代表して冨永 裕之 株式会社新星出版社専務取締役は、「パブリシティで化ける本はありますが、本日集まった出版社29社の本はそれだけではありません。書店の店頭にあってこそ伸びる本がたくさんあります。例えば、今話題の藤井聡太六段の関連本もそうです。店頭に置いてもらうことが重要なのです。季節指数のデータを使い、書店様に売場の提案をしていますので、今後も売り伸ばしをしていただきたいと思います」と述べました。

 懇親会の乾杯の挨拶では、参加書店を代表して高井 昌史 株式会社紀伊國屋書店代表取締役会長兼社長が、「出版社が知恵を絞り、挑戦してもらい、リスクを負って本をたくさん出版していただいて、それを日販に届けて、書店に届ければ、必ず実用書は売れると思います。ここにいる29社の本を、店頭に積み上げお客様を呼びましょう。この会が、出版業界の発展への起爆剤になることを願っています」と述べて乾杯の音頭をとり、歓談に入りました。

 懇親会の最後に挨拶に立った平林 彰 日販代表取締役社長は、「参加書店120店舗における協賛出版社の実用書売上は、前年比マイナス5%で、参加書店以外の書店と比較すると、少しだけプラスになっています。さらに120店舗中、前年を超えている書店は13店舗あります。今後は半数以上の書店様で前年を超えるようになってほしいと思います」と述べ、会を締めくくりました。

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 広報室
TEL.03-3233-3829 FAX.03-3233-6045
E-mail: press@nippan.co.jp