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「書店体験を変えるIoTプロダクトHACKATHON」実証実験第1弾!“テクノロジーで本の世界観を再現する”「Bookkey」設置開始住野よる『君の膵臓をたべたい』とコラボレーション

 日本出版販売株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平林 彰、略称:日販)は、2017年1月にデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村 毅)と共同開催した「書店体験を変えるIoTプロダクト HACKATHON(ハッカソン)」入賞プロダクト実証実験の第1弾として、優秀賞受賞プロダクト「Bookkey(ブッキー)」を4月27日(木)より文禄堂荻窪店に設置します。

 「Bookkey」は、人感センサーや重さセンサーの働きにより、人や物の動きを感知して画像や映像を流すほか、香りや音、風なども生じさせることができるデバイスです。書店店頭で、本の内容に合わせたさまざまなコンテンツを発信することで本の世界観を再現し、本を手に取った来店客の五感を刺激します。
 また「商品が手に取られた回数」「商品棚の前に人が立った回数・時間」などを計測し、来店客の購買行動を可視化することも可能です。

 さらに、今回の実証実験では、4月27日(木)に文庫版が発売されるベストセラー小説『君の膵臓をたべたい』(住野よる/双葉社)とのコラボレーション企画を実施します。文禄堂荻窪店の移動式本屋「BOOK ROUTE」内の特設コーナーに設置された「Bookkey」の前を通りかかると“ある香り”とそよ風が発され、来店客の年齢や性別を認識したうえで“その人に合った”映像コンテンツが上映されます。

 また同コーナーでは、下記コンテンツの提供も行います。

①作者・住野よるさんからのメッセージ
 主人公とヒロインが出会うきっかけとなった「共病文庫」をイメージしたメッセージノートを設置。ノートには、作者である住野よるさんからのメッセージがあらかじめ記されており、来店客はそれに続けて自由にコメントを書き込むことができます。期間終了後は“読者の声”として、住野さんにプレゼントされる予定です。

②モニターに隠しコンテンツが出現!
 ノートにメッセージを書き込むと、特設コーナー設置のモニターに隠しコンテンツが表示されます。何が表示されるのかはお楽しみ。

③原作の表紙絵を担当したloundraw氏のイラストパネルを展示

④『君の膵臓をたべたい』文庫版購入者に『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』のオリジナル缶バッジをプレゼント(先着30名様、いずれか一つ。種類は選べません)

期間:2017年4月25日(火)~5月7日(日)
場所:文禄堂荻窪店(東京都杉並区荻窪 5-30-6 福村産業ビル1F)

 日販では、ITの活用によって読者に新しい価値を提供することで、書店店頭の活性化、ならびに本の新しいプロモーション方法を提案してまいります。

■BOOK ROUTE『君の膵臓をたべたい』特設コーナー(イメージ)

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■文庫版購入者特典オリジナル缶バッジ(3種)

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■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 広報室 担当:小野、吉田
TEL.03-3233-3829 FAX.03-3233-8860
E-mail:press@nippan.co.jp