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ニュースリリース

2006/5/25

 「2006年度 日販懇話会」を開催

日販は、5月23日午後2時より、東京ドームホテルにおいて「2006年度日販懇話会」を開催し、取引書店をはじめ出版社、日販関係者あわせて350人が出席した。
「日販懇話会」は、“真のパートナー”としての取引書店・出版社との目標共有のため、日販の経営計画やさまざまな施策などについて理解を深めていただくことを目的として毎年開催している。
冒頭、鶴田尚正日販社長があいさつに立ち、近年の日販の戦略展開を総括して、「日販は1999年度の決算で不良債権の損失処理を行い、これが大きなターニングポイントとなった。その後、業界構造改革に向けたリーダーシップを発揮すべく、www.projectや返品物流協業化に取り組んできた。この他にもISO9001の認証取得や、SAシステムの普及、ネット対応のweb−BookセンターやセルDVD専用の三芳メディアセンターの開設など、新しい施策を展開してきた。しかし業界構造改革は未だ途半ばであり、今後も引き続きお取引先のご支援・ご協力をいただきながら取り組みを強化していきたい。なお先期第58期の決算概況であるが、売上は残念ながら対前年4%の減収となった。また効率販売に努力を続けてきたが、返品率は対前年3ポイントの悪化となった。これは廃業店が増加したこと、また無伝票返品システムが全アイテムに導入され、返品入帳の迅速化が図られたとともに、返品締め切り日が繰り下げられたことによるものである。減収ではあるが、最終利益は増益となった」と述べた。
引き続き、古屋文明常務取締役が新・中期経営計画「NEXT」の概要について「『NEXT』は『新たな成長を実現する構造改革の推進』を基本方針としている。大きな戦略としては、1.効率販売と売上アップを実現する本業の革新、2.お取引先様の課題解決を支援する情報・物流インフラ の2つを掲げている。本業の革新では、www.の深化・拡大、データに基づく効率販売の追求、出店支援と開店サポートの強化、日販型CRMの構築・拡大に取り組む。また情報・物流インフラについては、お取引先様の個別の課題に対応するSAネットワーク、1冊を確実に個への対応を強化する商品供給能力の飛躍的向上、ネット受注向けのインフラ強化、新会社MPD設立の各施策を進めていく。メディア産業や媒体が多様化を続ける中、従来の商習慣にとらわれていては消費者の支持は得られない。次の時代を見据えて、新しい領域でお取引先様と一緒に成長を目指したい」と述べた。
さらに「NEXT」における主要テーマ「今後の書籍物流戦略」、「次期大型店システムWEB−TOTAL」、「CRM戦略」の3点について、報告があった。
「今後の書籍物流戦略」については、椿辰雄流通計画室長より2007年7月に完成する王子流通センターのリニューアル計画におけるポイント、規模、投資額等の説明があった。
「次期大型店システムWEB−TOTAL」については、垣内志織システム部員より、300坪以上の大型店舗向けのSAシステムの概要の説明があった。
「CRM戦略」については、富樫建www.推進部係長より、取次初のポイントカードシステムである「Honya club」構想の説明があった。既に昨秋から22書店で実験を実施しており、優良顧客の囲い込み戦略としてポイントカードが有効であり、売上アップにもつながっているとした上で、ポイントカードシステムは決して値引き行為ではなく、顧客の個人情報を獲得する対価として考えるべきものであること、既にポイント料率の競争になっている現状に歯止めをかけ、業界内に秩序あるCRMプログラムをもたらすことが主旨であることが力説された。
その後、潟_イエー代表取締役会長兼CEO林文子氏を講師に招き、「本が大切な時代に育った〜読書で人生を学ぶ〜」と題する記念講演会が開催された。
なお会場ロビーでは、WEB−TOTAL、CRM支援ツールである「サポートK」、NOCS9000の伝票照会サービス「らく伝」、CS−POS/Rのデモンストレーションが行われた。

 

■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 経営戦略室広報課 担当:岩本
TEL:03-3233-3829  FAX:03-3233-6045 
E-mail:press@nippan.co.jp

 
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