本と遊ぼうこどもワールド 2015優良児童図書展示会名古屋会場開催

　日本出版販売株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：平林 彰、略称：日販）は、8月8日(土)から10日(月)まで、名古屋市公会堂にて「本と遊ぼうこどもワールド2015 優良児童図書展示会」を開催した。名古屋での開催は1979年から連続37回目となる。

　今回の展示会のサブテーマは「きて！みて！だいすき！」。会場全体にアウトドアをイメージした装飾を施し、来場者に居心地の良い空間を演出した。商品展示では、名古屋会場オリジナル企画として「書店員が選んだおススメの絵本」のコーナー展示を行った。また、日替わりで、蟹江篤子さんの「読み聞かせトークライブ」や深谷圭助先生の「親子いっしょに辞書引き学習を体験しよう」、くぼたまさとさんの「工作ショウ」など、人気のイベントを実施した。
　来場者数は3日間合計で5,593人と前年を上回り、来場者からは「自分も童心にかえり、懐かしい時間を過ごすことができた」「毎年楽しみにしている。このイベントをずっと続けてほしい」「会場の雰囲気が良かった」などの声が寄せられた。

　8日のオープニングセレモニーで挨拶に立った加藤 哲朗　日販専務取締役は、「お子さまに本を読むことの楽しさを伝えていただき、読む習慣をつけてあげて下さい。子供の頃に読んだ記憶は大人になっても必ず残り、その経験は絶対に生かされるものです。今日はゆっくりと本をお選び下さい」と述べた。
　続いて、共催の日本児童図書出版協会を代表して挨拶に立った小峰 紀雄　小峰書店代表取締役社長は「先日、高校生が一生懸命になって小学生に絵本の読み聞かせをしている現場を見学させていただき、本の持つチカラをいうものを改めて感じました。言葉を豊かにするために、本は欠かす事のできないものです。良い本との思い出をたくさん作って下さい」と述べた。
　続いて児童福祉施設へ図書の贈呈が行われた後、例年のテープカットに替わるセレモニーとして、来場のお客様と一緒になって「名古屋ナモ締め」を行い、賑やかに開幕した

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